母なる地球を敬愛するダンスパフォーマンス | ジョン・ブーズ、リル・バック
ムーブメント・アーティストのジョン・ブーズとリル・バックは「Honor thy mother」(敬愛する母なる地球)でデビューし、語り、ヴァイオリン演奏とダンスによる繊細かつ力強いパフォーマンスで、人間と自然の苦悩に満ちた関係を表現します。

ムーブメント・アーティストのジョン・ブーズとリル・バックは「Honor thy mother」(敬愛する母なる地球)でデビューし、語り、ヴァイオリン演奏とダンスによる繊細かつ力強いパフォーマンスで、人間と自然の苦悩に満ちた関係を表現します。
ニューヨーカー誌のアート・ディレクター、フランソワーズ・ムーリーをご紹介します。彼女は過去24年間、この雑誌の名高い表紙の決定に携わってきました。9/11直後の週には黒地に黒で描かれたツインタワー、そして最近はトレードマークの紳士ユースタス・ティリーをロシア風に描いたイラストを手がけました。イメージを回顧しながらムーリーが考えるのは、シンプルなイラストが、いかにして私たちが毎日目にするイメージの洪水を突き破れるか、そしていかにして時代のある一瞬の感覚(そして感性)を上品に捉えることができるかということです。
アーティストのタイタス・カファーが制作する絵画や彫刻は、過去の苦難と取り組みながら、現在手にしている多様性と到達点について語ろうとする作品です。この忘れがたいワークショップの中でカファーは、17世紀の画家フランス・ハルスが描いた絵のレプリカに、白いペイントをたっぷり含ませた筆を走らせ、構成要素の一部を塗りつぶすことで、隠された物語を浮かび上がらせます。このように美術作品の中にはコード化された物語がある、とカファーは言います。私たちが焦点をずらして、語られなかった真実と向き合うとき、いったい何が起きるのでしょうか?
寂しさは必ずしも孤独から生まれるものではありません。建築家のグレース・キムは、寂しさは周囲の人々との社会的な関係性により生まれるものであり、自身の居住環境から生まれることも珍しくないと言います。キムは、孤独を癒やす昔ながらの処方箋について語ります。それはコ・ハウジング(共住)、つまり隣人と空間を共有したり、お互いと知り合ったり、助け合ったりする暮らし方です。独特の着眼点から生まれたこのトークに耳を傾けて、住まいや、そこでの暮らし方を考え直してみませんか。
シネイド・バークは、私たちの多くが気がつかないことについて、正確に鋭く意識しています。105センチの身長の人にとっては、鍵の位置から靴のサイズの選択肢に至るまで、世界のいろんなデザインが彼女の自力での活動を阻害してしまいます。このトークでバークは、低身長の人として生活するのはどんなことかを話し、「デザインで見過ごされている人たちは誰?」と問いかけます。
61歳になる数日前に、作家のアン・ラモットは自分の確かに知っていることをすべて書き出すことにしました。混乱に満ち、素晴らしく、心を動かされるこの世界に生きる人間であることの機微に飛び込み、彼女一流の人生を肯定する知恵とユーモアで、家族、執筆、神の意味、死などについて語ります。
建築評論家のジャスティン・デイビッドソンは、今、私たちの都市で奇妙な変化が起こりつつあると言います。テキサス州のヒューストンから、中国の広州まで、コンクリートと鉄ででき全面をガラスで覆われた輝く高層ビルが、侵入生物種のように急激に広まっているのです。皆さんが住んでいる都市のあり方を再考してみましょう。デイビッドソンは、建物の外観がいかに都市生活を形づくるか、そして、使える素材がたくさんあるのにそれを生かすのをやめた時、私たちが何を失うのか説明します。
建築家のシアマク・ハリリは、南アメリカのバハイ寺院を設計するにあたり光にこだわりました。建物は1日を通じて太陽の動きを捉え、建材には輝く石やガラスが使われました。さあ、彼の創造の過程をたどる旅に出ましょう。この非宗教的な世界で神聖な体験をもたらす何かを探し求める旅に。
言葉の綴りを覚えるのに、私たちはどれほどのエネルギーと頭を使っているでしょうか? 言語は時と共に進化し、それと共に綴り方も進化します。際限なく例外が存在するルールを覚えるのに、これほどまでに時間を費やす意味はあるでしょうか? 文学研究者であるカリーナ・ガルペリンが、言語についての考え方とその記録方法について、再考すべき時なのではないかと呼びかけます。(日本語字幕が利用可能です)
ジョン・ケーニックはとらえ難い感情を表現する言葉を見つけるのが好きです。災害を希求する気持ちの「ラケシズム」や、他の人々の人生もまた自分のと変わらず複雑で奥深いという気付きを意味する「ソンダー」のような。私たちが言葉にどう意味を割り当て、そういう意味が私たちをどう捕らえるものであるか、彼は思索しています。
スクリーンに映る女性や少女たちはどれくらいいますか?社会科学者ステイシー・スミスは、メディアによって女性がどれほど過小評価されて描かれ、そうした描写が視聴者にどれほど破壊的な影響を与えているのかを考察します。ハリウッドに潜む性差別はデータに裏付けられています。それによれば、スクリーンに映る男性は女性の3倍を占めており、映画製作のスタッフ比率の格差はさらに大きいのです。
風を運ぶ高層ビル、暖炉の周りにコミュニティーを形成する建物など、ジーニー・ギャングは人間関係を築くために建築物を活用します。この興味深いプレゼンテーションで、彼女は意外なコミュニティーセンターからランドマークであるシカゴの高層ビルまで、様々な大小の建物を見せてくれます。「建築を通して建物を建てるだけではなくそれ以上のことが達成できます。私たちが住むこの地球を安定させることにも貢献できるんです」と彼女は言います。
エミリー・パーソンズ=ロードは石炭紀の澄んだ新鮮な空気から、大量絶滅が起きた時の炭酸水のような空気や、我々が作り出している未来の重く有害な空気まで、地球史のおける異なる時期の空気を再現しています。空気をアートに変えることで、身の回りの目に見えない世界を知ることに私たちを誘います。この想像力に富んだ奇抜なトークで、地球の過去や未来を呼吸をしましょう。
画家のアリッサ・モンクスは、未知のもの、予想しえないもの、そして酷いものにでさえ、美とインスピレーションを見出します。彼女は詩的で個人的な語りで、自身が芸術家として、そして人間として成長する中で、人生、絵の具、キャンバスがどう関わりあってきたかを描きます。
タンゴ、ワルツ、フォックストロット・・・こういった昔ながらの社交ダンスでは「常に、男がリード(主導)し、女がフォローする(付き従う)」という時代遅れの不文律が定着しています。トレバー・コップとジェフ・フォックスはそんな考え方は「変える価値のあるアイデア」であると唱え、自ら考案した「流動的リード」というダンスの手法を、同じくダンサーであるアリーダ・エスメイルを加えた3人で披露します。社交ダンスというアートを大胆に分解し作り直したパフォーマンスで会場を魅了し吞み込んでいく様子をご覧ください。
エル・シードはアラビア文字のカリグラフィとグラフィティを融合し、チュニジアやパリなどで、色彩豊かで渦巻くような希望と平和のメッセージを建物に描いてきました。アーティストでTEDフェローの彼が、今までで最も大胆なプロジェクトについて語ります。それはエジプト、カイロのマンシェット・ナセル地区にある50軒の建物に、近くの山からしか全体が見えない巨大壁画を描くプロジェクトでした。