「放置厳禁!? 組織の“定期メンテナンス“の重要性」の概要 CULTIBASE Radioは、人やチームの創造性を高める知見を音声でお届けします。CULTIBASE Radio マネジメントの111回目では、CULTIBASE編集長であり株式会社MIMIGURI 代表取締役Co-CEOの安斎勇樹と、同じく株式会社MIMIGURI 代表取締役Co-CEOのミナベトモミが、「放置厳禁!? 組織の“定期メンテナンス“の重要性」をテーマにディスカッションしました。 前回まで組織デザインについて扱ってきた。今回は、デザインした組織の“定期メンテナンス”について扱っていく。組織は長く活動していると次第に"負債(補修すべき箇所)”が溜まっていくため、“定期メンテナンス”を行う必要があると、ミナベは言う。 組織の基盤である人や、組織がさらされる外部環境は変化する。それに対応するべく、組織構造を見直し、組織の“定期メンテナンス”を行う必要性があるとミナベは語る。 溜まりがちな”負債”の代表例として、定例会議が挙げられる。定例会議がうまくいっていない時、新たな分科会を増やそうとするケースがよく見られるが、...
Oct 07, 2022•26 min•Season 2Ep. 111
CULTIBASE Radioは、人やチームの創造性を高める知見を音声でお届けします。CULTIBASE Radio マネジメントの110回目では、CULTIBASE編集長であり株式会社MIMIGURI 代表取締役Co-CEOの安斎勇樹と、同じく株式会社MIMIGURI 代表取締役Co-CEOのミナベトモミが、「なぜ『マトリクス組織』はうまくいかないのか?」をテーマにディスカッションしました。 マトリクス組織は、 前回 ( https://www.cultibase.jp/radios/management-radio/12318 )まで扱ってきたスモールチームの考え方と、バッティングしがちである。今回は、マトリクス組織をうまく機能させる要点について扱う。 マトリクス組織では、縦型の事業組織に対して、職能ごとに横断させる。そうすると事業部門による都合と、職能部門による都合の、どちらを重視すればいいかわからなくなる。結果としてマトリクス組織でのスモールチームがうまくいかなくなりやすくなってしまうとミナベは言う。 もちろん、マトリクス組織自体にも多くのメリットが存在する。特に、事業規模の拡...
Oct 05, 2022•20 min•Season 2Ep. 110
CULTIBASE Radioは、人やチームの創造性を高める知見を音声でお届けします。CULTIBASE Radio マネジメントの109回目では、CULTIBASE編集長であり株式会社MIMIGURI 代表取締役Co-CEOの安斎勇樹と、同じく株式会社MIMIGURI 代表取締役Co-CEOのミナベトモミが、「組織デザインにおける『スモールチーム(小部屋)』の重要性」をテーマにディスカッションしました。 「組織デザイン」をテーマにシリーズでお届けしており、 前回 ( https://www.cultibase.jp/radios/management-radio/12293 )は課題の設定を行った。今回は、課題の解消のために、スモールチームの重要性について扱う。書籍『チームトポロジー』では、ソフトウェア開発職の人が理解しやすい形で、その内容が詳細に書かれている。ミナベは、ビジネス職の人たちにも理解できるように、今回のシリーズでお伝えしていく。 ソフトウェア開発の基本は「分業」と「調整」だと言われている。役割ごとに分業することで、効率的に仕事をできるようにするのだ。大きな仕事を小さな仕...
Sep 29, 2022•21 min•Season 2Ep. 109
CULTIBASE Radioは、人やチームの創造性を高める知見を音声でお届けします。CULTIBASE Radio マネジメントの108回目では、CULTIBASE編集長であり株式会社MIMIGURI 代表取締役Co-CEOの安斎勇樹と、同じく株式会社MIMIGURI 代表取締役Co-CEOのミナベトモミが、「企業が小規模のうちから『組織デザイン』に注力すべき理由」をテーマにディスカッションしました。 コンサルタントとして複数のメガベンチャーの組織デザインに携わるミナベ。以前全3回にわたってお届けした「 WHYなき“タスク指令マネジメント“をいかに抜け出すか? ( https://www.cultibase.jp/radios/management-radio/11938 )」に続くシリーズ第2弾として「組織デザイン」について紐解いていく。 書籍『チームトポロジー』がヒットするなど、昨今注目を集める組織デザイン。『チームトポロジー』では、組織デザインの代表的な考え方である「コンウェイの法則」を踏まえて、「逆コンウェイの法則」という、組織構造を整えることで、ソフトウェア構造が整い、ユー...
Sep 27, 2022•26 min•Season 2Ep. 108
CULTIBASE Radioは、人やチームの創造性を高める知見を音声でお届けします。 CULTIBASE Radioファシリテーションの35回目では、株式会社MIMIGURIのFacilitatorである渡邉貴大と、同社でHRを務める和泉裕之が、「"社内放送局”立ち上げに学ぶ、組織開発の実践知」をテーマにディスカッションしました。 元々ファシリテーターとして活動していた和泉。1年前に組織人事を専業で担うことになった。組織人事になったばかりの時に、 ファシリテーターの経験がいかに人事に活きるか を聞いた。それから1年、今回はどんな変化があったかを聞いていく。 前提として、ファシリテーションが人事に活きることに変わりはないと言う。そのうえで、人事になってから半年、和泉はかなり苦戦したと吐露する。当初は、組織開発の仕事と、人材育成の仕事の両方を持っており、やったことがない仕事が多かったと言う。 例えば、MIMIGURIでは毎月全社会があり、その時点での経営の方針や個々の学習状態を伝える役割を和泉の所属チームでは担っている。その組成には中・長期的な目線が不可欠であり、その点に難しさを抱えてい...
Sep 22, 2022•28 min•Season 4Ep. 35
CULTIBASE Radioは、人やチームの創造性を高める知見を音声でお届けします。 CULTIBASE Radioファシリテーションの34回目では、株式会社MIMIGURIのFacilitatorである渡邉貴大と、同社のProject Managerの湯川卓海と、同社のUI Designerの横井麻里乃が、「読書を習慣化する方法」をテーマにディスカッションしました。 前回 と 前々 のラジオでオススメの書籍を紹介した。しかし、横井は読書に苦手意識があり、「積ん読」が増えていきがちだと言う。今回は、「積ん読」のハック術を湯川が提案していく。 湯川は、1ヶ月に30冊読む目標を立てていると言う。平均すると1日1冊ペースで読むことになるが、疲れた日は1冊読みきるのではなく、「1ページ読もう」という小さな目標を立てると言う。 根本的に、知らない世界を存分に知りたいという欲求がある湯川。あえて冷徹に月30冊という目標を立てることで、読みたいと思っていなかった本も読むことになり、結果的に新しい世界を知れるのだと言う。また、読書は娯楽であるとも言う。 湯川は、初めから月30冊読めていたわけではない...
Sep 20, 2022•32 min•Season 4Ep. 34
CULTIBASE Radioは、人やチームの創造性を高める知見を音声でお届けします。 CULTIBASE Radioファシリテーションの33回目では、株式会社MIMIGURIのFacilitatorである渡邉貴大と、同社のFacilitator/Art Educatorである臼井隆志と、同社のService Designerである押田一平が、「実践者として触発された書籍の紹介(後編)」をテーマにディスカッションしました。 前回に引き続き、2人のファシリテーターをゲストに招き、自身が実践者として強く影響を受けた書籍を紹介する。2人目のプレゼンターである押田が紹介するのは『 保育的発達論のはじまり: 個人を尊重しつつ、「つながり」を育むいとなみへ 』と『 動いている庭 』。 『保育的発達論のはじまり』では、子どもの「主体性」の捉えなおしが行われていると押田は言う。一般的に、子どものしたいようにさせることを「主体性」としたり、人に影響されずに決定することを「主体的な決定」としがちである。しかし、この本では、子どもの「主体性」は、他者や物や出来事との関係性の中で成立するものだと提言されている...
Sep 15, 2022•24 min•Season 4Ep. 33
CULTIBASE Radioは、人やチームの創造性を高める知見を音声でお届けします。 CULTIBASE Radioファシリテーションの32回目では、株式会社MIMIGURIのFacilitatorである渡邉貴大と、同社のFacilitator/Art Educatorである臼井隆志と、同社のService Designerである押田一平が、「実践者として触発された書籍の紹介(前編)」をテーマにディスカッションしました。 今回は2人のファシリテーターをゲストに招き、自身が実践者として強く影響を受けた書籍を紹介する。 1人目のプレゼンターである臼井が紹介するのは、『 わざ言語:感覚の共有を通しての「学び」へ 』。帯の文章には「誘う言葉、仕向ける言葉。学習者が指導者から学ぶべきものとは何か。それはどのような言葉で促されるのか。第一線で活躍する指導者や実践者との対談を通して、『わざ言語』が実践の場で作用する構造を明らかにする。」とある。 第一線で活躍する、身体で何かを成し遂げている人は、知の継承をする際に感覚的な言葉を使うことが多い。著者はそうした言葉を「わざ言語」と名づけ、研究している。...
Sep 13, 2022•21 min•Season 4Ep. 32
※今回のラジオは8/27に開催されたライブイベント「 CULTIBASE Radio Special Live:学ぶべき現代マネジメントの知を振り返る ( https://www.cultibase.jp/videos/12061 )」から一部抜粋した内容をお届けします。 CULTIBASE Radioは、人やチームの創造性を高める知見を音声でお届けします。CULTIBASE Radio マネジメントの107回目では、CULTIBASE編集長であり株式会社MIMIGURI 代表取締役Co-CEOの安斎勇樹と、同じく株式会社MIMIGURI 代表取締役Co-CEOのミナベトモミが、「経営者・マネージャーに“自我”は必要か?」をテーマにディスカッションしました。 マネジメントに自我は必要か。ミナベは自我をどう定義するかにもよるとしつつも、“自我”を持っていた方が、長いマネジメント人生を乗り切りやすくなるのではないかと語る。 安斎は、自我がなくても最低限の役割をこなすことはできるとしながらも、尊敬するとある経営者の言葉を引用し、経営やミドルマネジメントは本来的につらい営みであり、板挟みにあう...
Sep 08, 2022•5 min•Season 2Ep. 107
※今回のラジオは8/27に開催されたライブイベント「 CULTIBASE Radio Special Live:学ぶべき現代マネジメントの知を振り返る 」から一部抜粋した内容をお届けします。 CULTIBASE Radioは、人やチームの創造性を高める知見を音声でお届けします。CULTIBASE Radio マネジメントの106回目では、CULTIBASE編集長であり株式会社MIMIGURI 代表取締役Co-CEOの安斎勇樹と、同じく株式会社MIMIGURI 代表取締役Co-CEOのミナベトモミが、「年上の部下・年下の上司とうまくやっていくコツ」をテーマにディスカッションしました。 ミナベは、年上をマネジメントする際のバッドパターンとして、「年上なのだからこのくらいできてほしい」と考え、職位ではなく、年齢で判断して、マネジメントが粗くなることがあるという。逆に、年上に配慮しすぎて、フィードバックをできないケースも存在する。 年下の上司がいる場合は上記の逆の状況になることが多い。家庭環境など、年上の部下の状況に対する想像力が欠けているが故に、ついて来にくい無茶な依頼や誘いをしてしまいがち...
Sep 06, 2022•9 min•Season 2Ep. 106
※今回のラジオは8/27に開催されたライブイベント「 CULTIBASE Radio Special Live:学ぶべき現代マネジメントの知を振り返る 」から一部抜粋した内容をお届けします。 CULTIBASE Radioは、人やチームの創造性を高める知見を音声でお届けします。CULTIBASE Radio マネジメントの105回目では、CULTIBASE編集長であり株式会社MIMIGURI 代表取締役Co-CEOの安斎勇樹と、同じく株式会社MIMIGURI 代表取締役Co-CEOのミナベトモミが、「マネージャーは何を管理すべきで、何を管理すべきでないのか?」をテーマにディスカッションしました。 先日開催されたライブイベント「 CULTIBASE Radio SPECIAL LIVE:学ぶべき現代マネジメントの知を振り返る 」での、リスナーからのお便りに答えていく。 ミナベはここで挙げられている「管理者的なミドルマネジメント」の弊害として、Howしか伝えず、人の衝動を引き出す気がない、"機械的(マシナリー)”なやり方を挙げる。そのため、そうならないように、自己開示をしながらチームを活性...
Sep 01, 2022•8 min•Season 2Ep. 105
※今回のラジオは8/27に開催されたライブイベント「 CULTIBASE Radio Special Live:学ぶべき現代マネジメントの知を振り返る 」から一部抜粋した内容をお届けします。 CULTIBASE Radioは、人やチームの創造性を高める知見を音声でお届けします。CULTIBASE Radio マネジメントの104回目では、CULTIBASE編集長であり株式会社MIMIGURI 代表取締役Co-CEOの安斎勇樹と、同じく株式会社MIMIGURI 代表取締役Co-CEOのミナベトモミが、「事業ビジョンと個人の“WILL”を両立させる目標設計の勘所」をテーマにディスカッションしました。 先日開催されたライブイベント「 CULTIBASE Radio SPECIAL LIVE:学ぶべき現代マネジメントの知を振り返る 」での、リスナーからのお便りに答えていく。 前回まで(#101〜103) 、中期の事業目標を立てた後に、短期の事業目標を立てるコツを語ったミナベと安斎。今回は、短期の事業目標を設定する際、いかに個人の成長目標に紐づけていくことができるか、というリスナーからのお便りを...
Aug 30, 2022•14 min•Season 2Ep. 104
CULTIBASE Radioは、人やチームの創造性を高める知見を音声でお届けします。CULTIBASE Radio マネジメントの103回目では、CULTIBASE編集長であり株式会社MIMIGURI 代表取締役Co-CEOの安斎勇樹と、同じく株式会社MIMIGURI 代表取締役Co-CEOのミナベトモミが、「事業と組織の構造、一致してますか?現場を円滑に回す組織デザイン」をテーマにディスカッションしました。 前々回 ・ 前回 に引き続き、マネージャーが「WHYなきタスク指令マネジメントを抜け出す」ための鍵を探る。今回は3つ目のヒントとして、事業と組織の構造を一致させる組織デザイン論について語っていく。 ロードマップの目標を達成する実行役は組織であり、組織のデザインがうまくいかなければ、目標の達成はうまくいかない。組織デザインにおいて、事業構造と組織構造を一致させることが大切だとミナベは言う。 バッドパターンとして、1つの目標をチームで目指そうとしているにも関わらず、目標の75%を営業が持ち、25%を開発が持つといった分担をする事例が散見される。これでは、チームや担当者がコミットする...
Aug 26, 2022•16 min•Season 2Ep. 103
CULTIBASE Radioは、人やチームの創造性を高める知見を音声でお届けします。CULTIBASE Radio マネジメントの102回目では、CULTIBASE編集長であり株式会社MIMIGURI 代表取締役Co-CEOの安斎勇樹と、同じく株式会社MIMIGURI 代表取締役Co-CEOのミナベトモミが、「中期ロードマップで“タスク指令マネジメント“を抜け出す」をテーマにディスカッションしました。 前回 に引き続き、マネージャーが「WHYなきタスク指令マネジメントを抜け出す」ための鍵を探る。今回は2つ目のヒントとして、短期目標を中・長期的な目標に繋げていくためのロードマップの意義とポイントについて語っていく。 10人以上のメンバーを抱えるチームをマネジメントする上では、個別のタスクマネジメントにリソースを取られすぎると、全体観を見失い、なぜそれをやっているのかがわからなくなってしまう。そうならないためには、1〜3年程度の中期的な目標やそれに対する道筋を設計し、未来に対する納得感や理解度を高める必要がある。 そうした中で有効な方法として挙げられるのが、ロードマップを描くこと。3年後...
Aug 24, 2022•16 min
CULTIBASE Radioは、人やチームの創造性を高める知見を音声でお届けします。CULTIBASE Radio マネジメントの101回目では、CULTIBASE編集長であり株式会社MIMIGURI 代表取締役Co-CEOの安斎勇樹と、同じく株式会社MIMIGURI 代表取締役Co-CEOのミナベトモミが、「WHYなき“タスク指令マネジメント“をいかに抜け出すか?」をテーマにディスカッションしました。 マネージャーが目標達成のために業務管理をするにあたって、メンバーにタスクを渡すだけで、タスクの先にあるWHYが全く伝えられないケースがよくあると言う。 このタスクがなぜ必要なのか、チームの何に役立っているのかが見えないと不信感に繋がりやすい。その結果、マネージャーから見ても、「うちのメンバーは受け身で主体性がない」という見え方になってしまう。 マネージャーがWHYを語ることと、HOWをどこまで規定して渡すかの調整をすることで解決できるのではないかと安斎は問う。ミナベはそれらに加えて、その状態に至るまでのプロセスが見えないのではないかと指摘する。 その状態に至るためには、時間軸のコント...
Aug 18, 2022•20 min•Season 2Ep. 101
CULTIBASE Radioは、人やチームの創造性を高める知見を音声でお届けします。 CULTIBASE Radioデザインの18回目では、株式会社MIMIGURIのExperience Designer / Reflection Researcherである瀧知惠美と、同社のパートナーである富田誠さん(東海大学教養学部芸術学科准教授)が、「異分野の研究者が”協働”するには?動機を語り、共有する場のデザイン」をテーマにディスカッションしました。(前編は コチラ ) 前回に引き続き、東海大学とMIMIGURIのリサーチャーである富田氏を迎え、日本デザイン学会での発表を振り返り、デザインの研究的知見に迫っていく。今回は、富田の発表である「研究発表では語りえない内的動機の語り出し 国立環境研究所における協働研究のためのワークショップ」を深堀りしていく。 富田は「足元のWHYを問いなおす」のセッションにて、「動機」を扱うMIMIGURIと富田で共同開催したワークショップの内容を発表した。そのワークショップ実践には瀧も参画している。 富田は「専門分野を超えた研究を、分野の異なる人たちが一緒に行う...
Aug 16, 2022•24 min•Season 3Ep. 18
CULTIBASE Radioは、人やチームの創造性を高める知見を音声でお届けします。 CULTIBASE Radioデザインの17回目では、株式会社MIMIGURIのExperience Designer / Reflection Researcherである瀧知惠美と、同社のResearcherで東海大学の准教授である富田誠が、「個から組織へ知を開く、リフレクションの実践と考察」をテーマにディスカッションしました。 今回から、東海大学とMIMIGURIのリサーチャーである富田氏を迎え、日本デザイン学会での発表を振り返り、デザインの研究的知見に迫っていく。まずは、瀧の発表である「デザイナーの実践知を組織へ開き、巡らせていく方法の探究」を深堀りしていく。 デザイン領域の知見を幅広く扱い、デザインの実践に関わっている人も含め、日本最大規模の会員が所属する日本デザイン学会。瀧と富田は6月開催された春季研究発表大会の中で、「足元のWHYを問いなおす」というテーマのもと、各自の実践研究について発表を行った。 この数年はリフレクションの研究を中心に行なっている瀧。特に最近では、デザイナー個人の暗黙...
Aug 11, 2022•25 min•Season 3Ep. 17
CULTIBASE Radioは、人やチームの創造性を高める知見を音声でお届けします。CULTIBASE Radio マネジメントの100回目では、CULTIBASE編集長であり株式会社MIMIGURI 代表取締役Co-CEOの安斎勇樹と、同じく株式会社MIMIGURI 代表取締役Co-CEOのミナベトモミが、「経営者こそ、最高の学習者たれ!」をテーマにディスカッションしました。 CULTIBASE RadioのManagementとして、記念すべき100回目の今回。前身のidearium cast時代からすると、200回を超えるPodcastをお届けしてきた中で、研究者で経営者の安斎とミナベにどんな変化が起きたかを振り返る。 過去の配信を聞き直して、人間的な成長が起きていると語るミナベ。例えば昔は、AかBで一歩引いた立場から、批判的に語る場面が多かった。しかし、今はAとBの両方に対して好奇心や好意、配慮をもって良いところを見出すようになり、批判的な意見を出すことは少なくなりつつあると言う。 また安斎は、課題のスコープが広がったと言う。昔は、目の前の課題を取り上げ、その解決方法を語る展...
Aug 09, 2022•28 min•Season 2Ep. 100
CULTIBASE Radioは、人やチームの創造性を高める知見を音声でお届けします。 CULTIBASE Radioファシリテーションの31回目では、株式会社MIMIGURIのFacilitatorである渡邉貴大と、同社のFacilitator / Project Managerである小田桐翔大が、「次のキャリアへの学びをつくる、プロジェクト・ファシリテーションの勘所」をテーマにディスカッションしました。(前編は コチラ ) 前回 に引き続き、MIMIGURIのファシリテーションドメインに所属する小田桐をゲストに迎え、小田桐のファシリーテーション観や芸風に迫っていく。 今回は、学習しあう関係づくりを小田桐はいかにファシリテートしているのか、プロジェクトをともにすることが多い渡邉が、ラジオを通して深堀りする。 小田桐は関係性構築について”レバレッジが効く”ポイントであり、コミュニケーションを通じて、ボトムアップ的な共創の関係や参加者が目的の達成に向かう自然な流れをつくる機会なのだと語る。 小田桐は、昔は「ファシリテーター」としての鎧を着ていて気負ってしまっていたが、徐々に鎧を着た自分と...
Aug 04, 2022•20 min•Season 4Ep. 31
CULTIBASE Radioは、人やチームの創造性を高める知見を音声でお届けします。 CULTIBASE Radioファシリテーションの30回目では、株式会社MIMIGURIのFacilitatorである渡邉貴大と、同社のFacilitator / Project Managerである小田桐翔大が、「活動からプロセスへ。学習を促すファシリテーターのキャリア形成」をテーマにディスカッションしました。(後編は コチラ ) 今回は、MIMIGURIのファシリテーションドメインに所属する小田桐をゲストに迎え、小田桐のファシリーテーション観に迫っていく。 プロジェクトマネージャーとして、様々な組織や事業、ワークショップのファシリテーションをしている小田桐。経営している会社では、オリンピックに行くようなスポーツ選手の1on1やコーチング、チームビルディングを主とした集団へのファシリテーションも行う。 大学時代から、スポーツ選手のサポートをする仕事をしたいと考えており、自身もプレイヤーをしながら、大学で学びを深めた。大学卒業後は旅行会社に就職。その後、東北大震災を契機に人生を考え直し、本当にやりた...
Aug 02, 2022•19 min•Season 4Ep. 30
CULTIBASE Radioは、人やチームの創造性を高める知見を音声でお届けします。 CULTIBASE Radioデザインの16回目では、株式会社MIMIGURIのDesign Strategist / Researcherである小田裕和と、同社のFacilitatorである渡邉貴大と、同社のConsultantである塙達晴が、「“見る”をどうデザインするか:『概念シフトのイノベーション』を振り返る」をテーマにディスカッションしました。(前編は コチラ ) 今回も前回に引き続き、先日開催した「『概念シフト』のイノベーション:ヒトとコトに通底する『変革』のメカニズムとは?」の内容をもとに、ディスカッション形式で理解を深めていく。イベント当日のアーカイブは コチラ から。 持っている「概念」によって、その人の「見え方」のあり様は大きく変化する。概念を更新するには、まず現象と概念のズレを捉える視点が重要である。 渡邉は、レイチェル・カーソンによる名著『センス・オブ・ワンダー』を引き合いに出しながら、まずは現象を「見る・感じる」ことを起点に、概念を構築するベクトルもあると語る。頭で考えずに...
Jul 27, 2022•17 min•Season 3Ep. 16
CULTIBASE Radioは、人やチームの創造性を高める知見を音声でお届けします。 CULTIBASE Radioデザインの15回目では、株式会社MIMIGURIのDesign Strategist / Researcherである小田裕和と、同社のFacilitatorである渡邉貴大と、同社のConsultantである塙達晴が、「概念が先か、知覚が先か:『概念シフトのイノベーション』を振り返る」をテーマにディスカッションしました。(前編は コチラ ) 6月25日(土)に開催した「『概念シフト』のイノベーション:ヒトとコトに通底する『変革』のメカニズムとは?」の振り返りをしつつ、デザインの観点から何が必要かを考える。イベント当日のアーカイブは コチラ から。 イベントでは、人がものごとを扱う時には概念を元に知覚をしていること、また、概念をシフトさせることでイノベーションに繋がるインパクトを生み出す理論について扱った。 ファシリテーターが立脚する社会構成主義的な考えでは、世界は言葉によって構成されると考えられている。それを言い換えてもし言葉は概念により成立しているとすれば、概念により世...
Jul 26, 2022•26 min•Season 3Ep. 15
CULTIBASE Radioは、人やチームの創造性を高める知見を音声でお届けします。 CULTIBASE Radioデザインの14回目では、株式会社MIMIGURIのExperience Designer / Reflection Researcherである瀧知惠美と、同社のDesign Strategist / Researcherである小田裕和が、「思考を「モデル図」に落とし込む時のコツ」をテーマにディスカッションしました。 今回のテーマは「モデル図の作り方」。例えば小田の場合、先日発信した ツイート 内の図に大きな反響があった。モデル図を作成する時、何を考え、意識しているのか。 瀧は、思考している内容を構造的に整理できた時に、モデル図を作成することが多い。一方小田は、作成段階ではモデル図として適切かを重視しておらず、20〜30%の完成度で一旦書き出してしまうと話す。 他人はもちろん、自分ですら正確に理解しきれてない図でも、思考の軌跡としてとりあえず図にしてみる。すなわちモデル図は思考のツールの1つであり、生煮えの思考を可視化したものだと言う。 生煮えの思考を、言葉ではなく図にす...
Jul 14, 2022•25 min•Season 3Ep. 14
CULTIBASE Radioは、人やチームの創造性を高める知見を音声でお届けします。 CULTIBASE Radioファシリテーションの29回目では、株式会社MIMIGURIのFacilitatorである渡邉貴大と、同社のFacilitatorである猫田耳子が、「『共に創る』場をデザインするファシリテーターの原体験と心構え」をテーマにディスカッションしました。(前編は コチラ ) 前回 に引き続き、MIMIGURIのファシリテーションドメインに所属する猫田耳子をゲストに迎え、猫田のファシリテーション観や芸風に迫っていく。 猫田にとってファシリテーションとはどのような営みなのか。一つの原体験として、デザイナー時代にクライアントから、「僕たちは共にモノを創る存在だから、パートナーと呼んでほしい」と言われて以降、共につくるスタンスを意識するようになったと語る。 共につくるためには、極論「”何もしない”状況を創る」ことが大事だと話す猫田。そのためのプログラムを、いかに事前につくるかが重要なのだと言う。 そのような直接的な働きかけを控える振る舞いが、参加者が活動を自分ごと化し、なんとかしなけれ...
Jul 12, 2022•21 min•Season 4Ep. 29
CULTIBASE Radioは、人やチームの創造性を高める知見を音声でお届けします。 CULTIBASE Radioファシリテーションの28回目では、株式会社MIMIGURIのFacilitatorである渡邉貴大と、同社のFacilitatorである猫田耳子が、「全員が『創り手』であるために。デザインとファシリテーションの交差点」をテーマにディスカッションしました。(後編は コチラ ) MIMIGURIのファシリテーションドメインに所属する猫田耳子をゲストに迎え、猫田のファシリテーション観や芸風に迫っていく。 猫田は、10年弱、紙媒体のグラフィックデザインを主に扱う、デザイナーであった。その後ブランディングを扱う会社で、ロゴの開発やWEBデザインの開発も行ってきた。当時は、ファシリテーターではなく、デザイナーとしての自分にアイデンティティがあった。 その後、MIMIGURIの前身のミミクリデザインにジョイン。プロセスを通して生み出す、アウトプット部分のクリエイティブを生み出すことに、主な採用の期待があった。しかし、猫田自身は、プロセス部分に伴走しながら、共につくりたい気持ちもあった。...
Jul 07, 2022•16 min•Season 4Ep. 28
CULTIBASE Radioは、人やチームの創造性を高める知見を音声でお届けします。 CULTIBASE Radio マネジメントの99回目では、CULTIBASE編集長であり株式会社MIMIGURI 代表取締役Co-CEOの安斎勇樹と、同じく株式会社MIMIGURI 代表取締役Co-CEOのミナベトモミが、「事業ビジョンとメンバーの“キャリア安全性“をいかにつなげるか?」をテーマにディスカッションしました。 前回の ラジオ では、事業ビジョンにチームの求心力を持たせる設計の勘所について話した。「わかる」状態に至ることはできても、「できる」状態に至るまでには、ギャップが存在する。 事業ビジョンには、それを取り巻く人が存在する。たとえ事業ビジョンを理解して納得できても、自分がどんな姿でそのビジョンに関わり続けるのか、イメージを持てないケースも多い。そうならないように、事業ビジョンそのものの変化を物語るとともに、取り巻く人のビジョンも物語っていくことが大切だとミナベは提起する。 安斎は、上記は大企業でもよくある話だと言う。一例として、キャリア安全性が高くないと、若手は成長しないと述べるリ...
Jul 05, 2022•20 min•Season 2Ep. 99
CULTIBASE Radioは、人やチームの創造性を高める知見を音声でお届けします。 CULTIBASE Radioファシリテーションの27回目では、株式会社MIMIGURIのでFacilitatorである渡邉貴大と、同社のDirector/Facilitatorである田幡祐斤が、「個の総体として立ち現れる『創発』とどう向き合うか?」をテーマにディスカッションしました。 今回も、 前回 に引き続き、MIMIGURIから田幡祐斤をゲストに迎えて、ファシリテーション観と技能に迫る。前回、田幡は自身のキャリアについて、場・組織・社会のデザインへと拡張する中で、ルーツに回帰しているように感じると語っていた。 田幡はここ最近、大学生時代に研究で扱っていた生態学や生物学のアナロジーを使うことが増えてきたと語る。その理由について、人間を生き物の群れとして見つめているような向きが自分の中で強まってきている感覚があると田幡。人間以外の生物と人間を包括して捉えるマクロな視点と、組織内の人間に限定して捉えるミクロな視点も、スケールが違うだけで、相似関係にあると田幡は言う。そして自覚の有無に関わらず、個は常...
Jul 01, 2022•20 min•Season 4Ep. 27
CULTIBASE Radioは、人やチームの創造性を高める知見を音声でお届けします。 CULTIBASE Radioファシリテーションの26回目では、株式会社MIMIGURIのでFacilitatorである渡邉貴大と、同社のDirector/Facilitatorである田幡祐斤が、「場・組織・社会が相似形に繋がるファシリテーターのキャリア観」をテーマにディスカッションしました。 今回は、MIMIGURIから田幡祐斤をゲストに迎えて、ファシリテーション観と技能に迫る。田幡は、理念開発・サービス開発・人材開発など、様々な領域の案件でプロジェクトオーナーを担う。またその役割は、クライアントとの調整をはじめ、チームメンバーのアサイン、要件定義及び達成に向けた設計、そして必要に応じてワークショップの企画と実施など、多岐にわたる。 プロジェクトを進める中で、まずマクロな視点として、中・長・短期で必要なWhyを共同的に設定しつつクライアントとMIMIGURIの目線を合わせていく。その後、徐々にミクロな視点も意識しながら、具体的な目的や方法について、施策を打つ。アサインは現時点で見えているタスクや役...
Jun 29, 2022•23 min•Season 4Ep. 26
CULTIBASE Radioは、人やチームの創造性を高める知見を音声でお届けします。 CULTIBASE Radioファシリテーションの25回目では、株式会社MIMIGURIのFacilitatorである渡邉貴大と、同社のFacilitator/Facilitator/Consultantである遠又圭佑が、「長期案件に『実験性』をもたらす理由とポイント」をテーマにディスカッションしました。 前回に引き続き、コンサルティングファーム出身の遠又圭佑のファシリテーションの実践知に迫っていく。 一般的に、ファシリテーションの対象といえば、ミーティングやワークショップという時間軸が短いシーンが想起されやすい。そうした中で、遠又が関わることが多いのが、プロジェクトなどの時間軸が長い場におけるファシリテーションだ。元々は遠又も単発のワークショップのファシリテーションを専門とし、今でも関わる際にはやりがいを感じているとしながらも、単発の場では、本来意図していたインパクトを生み出せず、悔しい思いをしてきたと言う。 長期のプロジェクトでインパクトを生み出す上で、ファシリテーターという職能がなぜ必要なのか...
Jun 24, 2022•21 min•Season 4Ep. 25
CULTIBASE Radioは、人やチームの創造性を高める知見を音声でお届けします。 CULTIBASE Radio マネジメントの98回目では、CULTIBASE編集長であり株式会社MIMIGURI 代表取締役Co-CEOの安斎勇樹と、同じく株式会社MIMIGURI 代表取締役Co-CEOのミナベトモミが、「事業ビジョンにチームの求心力を持たせるマネジメントのコツ」をテーマにディスカッションしました。 今回は「事業として中長期にどこを目指すか」を示す、事業ビジョンについて扱っていく。事業ビジョンのマネジメントに問題が発生するケースとして、事業ビジョンを聞いたメンバーが戦略を理解できない場合と、戦略は理解できるが気持ちが乗らない場合があると、ミナベは指摘する。事業ビジョンが求心力を持ち続けるために、どんなコツがあるのだろうか。 安斎は、数値的な結果のみを見せられても、メンバーの気持ちは乗りづらいと言う。それに同調してミナベは、数値的な結果に至るために、どんな課題解決に挑むのか、また、どんな意味や情熱が感じられそうなのかに、メンバーの興奮の度合いは左右されると語る。 では、どう対処すれ...
Jun 22, 2022•20 min•Season 2Ep. 98