ナヒエナエナ王女
Aug 18, 2021•10 min•Season 2Ep. 3
Episode description
ハワイがキャプテンクックによって発見された時、ハワイの人たちの格好は、まだ裸に近い格好で、木の内側の皮をたたいて伸ばしたものを下半身に巻き付けている程度でした。大きな船がやって来たので、ハワイの人たちは驚きました。
何年かすると、たくさんの国々の船がハワイに来るようになりました。
まず一番多いのは太平洋でクジラを獲る人たちの捕鯨船でした。
クジラはその種類により、食用のマーガリンやろうそくの原料になるのと、工業機械の油に利用したので、石油が発見されまでは世界中でとても重要だったのです。
太平洋でクジラを獲りながら、ハワイに寄って、食糧などを調達しました。
次は、アメリカ大陸とアジアの主に中国との貿易の船です。
北アメリカの海にいるラッコの毛皮を中国に運ぶ船が、途中ハワイに寄ります。
ハワイには白檀という、とても良い香りの木があり、それを中国の人たちがたいそう好んだので、ハワイに寄った船の人たちはこぞって白檀を買い漁りました。
中国に持って行くと、とても高く売れたのです。
あっという間に、ハワイから白檀の木は無くなりました。
そんな中、宣教師とその妻たちは、ハワイの人たちに正しい教育をしようと、文字を教えたり、裁縫を教えたりしました。
歴史の記録には、カメハメハ大王がハワイを統一したことだけが大きく取り上げられていますが、その陰で、王女でありながら大人たちにその人生を翻弄されたナヒエナエナ王女がいます。
彼女は生まれた時から、ハワイの昔のままの風習にのっとって、神と崇められて育ちました。
そこへ、善も悪も全てが同時にやって来て、彼女を覆い尽くしました。
それを救おうと宣教師たちは『正しい』と信じたことを、押し付けました。
彼らにとっては正しいことであっても、必ずしもナヒエナエナ王女を救えることではなかったようですね。。。
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