コクヨ野外学習センター - podcast cover

コクヨ野外学習センター

コクヨ ワークスタイル研究所+黒鳥社podcasters.spotify.com
コクヨ野外学習センター(KOKUYO Centre for Field Research)はコクヨ ワークスタイル研究所と黒鳥社がコラボレーションして展開するリサーチユニット/メディアです。2021年9月から新シリーズの配信がスタート。ひとつ目は、シーズン1「働くことの人類学」で「仕事」と「生きること」をめぐる常識を軽やかに揺さぶった6人の文化人類学者がそれぞれのフィールドのなかで見た「愛」と「死」のかたちを考える「愛と死の人類学」。10月からは新・雑貨論の続編も配信予定。ご期待ください! ◉企画・制作:コクヨ ワークスタイル研究所+黒鳥社
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Episodes

「新・雑貨論Ⅱ」第6回・後編 ・制度を越え、アダプトする園芸

バイヤーとして活躍する山田遊さんをホストに迎えてお送りするポッドキャスト番組「新・雑貨論」。第2シーズンでは、モノと人の関係性を、食、建築、衣服、道具、自然などの観点から考えていきます。 ランドスケープアーキテクトの石川初さんをお迎えしてお送りしている第6回後編は、庭からアート、農地、聖書にまで話が広がります。 完成形を作るのではなく、環境にチューニングしていく庭づくりの方法「アダプティブ・ランドスケープ」。変化していく自然を扱うとき、何を完成品とするのか?コントロールできない「庭」は音楽や絵の創作にも通じている——。農家の人たちの自家用の畑を、「まかない農地」とネーミングした石川さん。そこには産業ではない、ガーデンの論理で続く風景が。さらに話題は「エデンの園」へ。私たちの「園芸欲」はここから始まった……!? ・「新・雑貨論」いよいよ最終話! ・竣工と引き渡しのデザイン ・立体駐車場の屋上で家庭菜園 ・人類最古の職業「庭師」 ・ジル・クレマン『動いている庭』 ・岡崎乾二郎と庭 ・イヴァン・イリイチ『コンヴィヴィアリティのための道具』 etc.. 【出演】 石川初(ランドスケープアーキテ...

Apr 08, 202247 minSeason 2Ep. 12

「新・雑貨論Ⅱ」第6回・前編 ・園芸の人新世的転回

バイヤーとして活躍する山田遊さんをホストに迎えてお送りするポッドキャスト番組「新・雑貨論」。第2シーズンでは、モノと人の関係性を、食、建築、衣服、道具、自然などの観点から考えていきます。 最終回となる第6回は、ランドスケープ・アーキテクトの石川初さんをお迎えして、「自然と生きる 庭や植物との暮らし」をテーマにお話を伺います。 路地に迫り出した植木鉢、昔の都営住宅に並んでいた一坪ずつの庭——。東京には、個人の緑が溢れている。それは都市計画とは別のレイヤーで存在している、街を下から変える一人一人の「園芸欲」である。ブライアン・イーノが「都市をガーデナーのように考えるべきだ」と言ったように、「都市も自然」という考え方が広がる今。 庭の「植木鉢生態系」も自然だと考えるとき、園芸の人新世的転回が始まる! ・建ぺい率と都市計画 ・新宿百人町と北青山の都営住宅 ・江戸期の庶民文化/戦後の団地文化 ・終わりではなく始まりをデザインする ・コントロールと自生性のバランス ・造園と園芸の乖離 etc... 【出演】 石川初(ランドスケープアーキテクト) 慶應義塾大学環境情報学部教授。博士(学術)。ランドス...

Apr 01, 202241 minSeason 2Ep. 11

「新・雑貨論Ⅱ」第5回・後編 ・触り触られる幸せな関係

バイヤーとして活躍する山田遊さんをホストに迎えてお送りするポッドキャスト番組「新・雑貨論」。第2シーズンでは、モノと人の関係性を、食、建築、衣服、道具、自然などの観点から考えていきます。 プロダクトデザイナーの鈴木元さんと、インテリアスタイリストの中田由美さんをお迎えしてお送りしている第5回の後編は、「道具と人の関係性」に深く深く潜っていきます。 モノ作り/モノ選びをするとき、使い手の感覚が憑依する——? また、「長くモノと付き合う」というおふたりの考えから浮かび上がってきたのは、一方的ではなく双方的な道具と人との関係性。道具に頼るだけでなく自分の努力も必要、と中田さん。道具を触るときに道具から触られてもいる、と鈴木さん。ユーザーと作り手、モノと私たち——分け難く、ときに越境する身体的感覚は「仲良くなる」に通じていた! ・多様性の時代ーマスプロダクトの難しさ ・空間とモノが調和するスタイリング ・「ペルソナ」の難しさとリアリティー ・環境問題とモノ作り/モノ選び ・スティーブ・ジョブズと傷だらけのiPhone ・100円ショップの無口化 etc... 【出演】 鈴木元(プロダクトデザイ...

Feb 25, 202244 minSeason 2Ep. 10

「新・雑貨論Ⅱ」第5回・前編 ・静かな道具と仲良く暮らす

バイヤーとして活躍する山田遊さんをホストに迎えてお送りするポッドキャスト番組「新・雑貨論」。第2シーズンでは、モノと人の関係性を、食、建築、衣服、道具、自然などの観点から考えていきます。 第5回はプロダクトデザイナーの鈴木元さんと、インテリアスタイリストの中田由美さんをお迎えして、「新しい時代の道具と生活工芸」をテーマにお話を伺います。 コロナ禍、職場と住居が同じになったことで、道具のデザインが変わりつつある現在。量販店からインターネットへと買い物空間が移り、目立つことから使い勝手を重視するデザインへの変化も。そのなかで革命的な存在だったApple製品は、「無口」で「静か」だからインテリアにも馴染みやすい——生活と共に変化する道具と過ごす時間を、新しいキーワードで捉え直します。果たして家電と私たちは「仲良く」なれるのか—? ・オフィスチェアは生活空間に合わない ・プロダクトデザインとは公共的なもの ・広告的なデザインから生活に軸を置いたデザインへ ・iPhone登場の衝撃 ・インテリアに家電を馴染ませる工夫 ・スマートスピーカーという他者 etc.. 【出演】 鈴木元(プロダクトデザイ...

Feb 18, 202244 minSeason 2Ep. 9

愛と死の人類学 第6話・後編「時代が求める人類学」

「人類学が注目される時代」 「イメージと現実との違いを明らかにする」 「私たちは正しい”問い"を立てているのか?」 いま、企業から求められ、社会で脚光を浴びる人類学。同様の現象が起きた70年代-80年代と現代に通じるのは、資本主義の変遷と共に新たな行き詰まりに直面した時代であること。その突破口として期待された人類学が果たす役割とは——。 思い込んだイメージや、これまでの考え方を問い直す、人類学本来の「有用性」について、文化人類学者の中川理さん(国立民族学博物館)と考えます。 文化人類学者の松村圭一郎さん(岡山大学)をホストに、毎回ゲストを招いてお届けしてきた文化人類学Podcastシリーズ最終話後編!ついに完結! 【後編+アフタートーク】 ・ボルタンスキー『資本主義の新たな精神』 ・社会の利害と一致する危うさ ・外部に見えるものも実は接合している ・アメリカの投資銀行家、フレキシブルな生き方 ・人類学の「金融についての研究」「科学についての研究」 ・イメージと現実の違い ・問いのフレームを問い直す「公共人類学」 ・批判的な有用性/道具的な有用性 ・立ち止まって考える批判的時間 ・制度化...

Feb 10, 20221 hr 5 minSeason 2Ep. 12

愛と死の人類学 第6話・前編「人類学 語るときに迷うこと」

「人類学者が抱える違和感」 「自分が持つ基準は括弧にいれる」 「語り手の声を通して、複雑さを含んだ語り口に」 自分とは違う社会・文化のことを語るとき、その対象となる他者を利用してしまっていないか? 一元的ではない世界の捉え方とはどのように可能なのか—— 人類学が80年代から抱えてきた難しさや迷い。その問題と当番組シリーズが果たしてきた役割について文化人類学者の中川理さん(国立民族学博物館)と考えます。 文化人類学者の松村圭一郎さん(岡山大学)をホストに、毎回ゲストを招いてお届けしてきた文化人類学Podcastシリーズ最終話前編! ・民族をカテゴリー化するトリック ・「ポトラッチ」の同時代性 ・「モン」の人々のジレンマ ・「カチン」の人たちが生きる複数のイメージ ・エドマンド・リーチからデヴィッド・グレーバーへ ・試しながら変化する ・分かりやすく語ることの危険性 ・矛盾を含んでいることへの意識 ・自由と不自由/自立と従属 ・ポール・ラビノーと実験的民族誌 etc… 【出演】 中川理(なかがわおさむ)さん 国立民族学博物館准教授。フランスや仏領ギアナをフィールドとして、人びとと国家とグロ...

Feb 04, 202249 minSeason 2Ep. 11

「新・雑貨論Ⅱ」第4回・後編 ・ファッションに見る、時代と私

バイヤーとして活躍する山田遊さんをホストに迎えてお送りするポッドキャスト番組「新・雑貨論」。第2シーズンでは、モノと人の関係性を、食、建築、衣服、道具、自然などの観点から考えていきます。 ファッションブランド「Jens」デザイナー・武藤亨さんとプロダクトデザイナー・小宮山洋さんをお迎えしてお送りしている第4回の後編は、軽やかで繊細なファッションが映し出すものを見つめます。 シーズンで回るスピーディーなファッションには、揺れ動く時代や自分の心が見える ——。今の古着ブームには、サイズは合わなくても着たい!というファッションを楽しむ感覚が。おふたりのユニット「Rhoikos & Theodros」が提起する、言葉になる手前にある抽象的概念や掬いきれないものとは何か? ジャンルに分けられない「between」の曖昧さを取り戻せば、繋がり合う広い世界への入口が見えるはず! ・余白を広げるビジュアルブック ・Tumblrから情報を掘る ・ファッションとプロダクトの時間軸の違い ・友人同士で服をズラして着る ・自分探しとファッションの関係 ・カスタマイズは面白いのか? etc.. 【出演】...

Jan 28, 202242 minSeason 2Ep. 8

「新・雑貨論Ⅱ」第4回・前編 ・自分の解釈を「着る」

バイヤーとして活躍する山田遊さんをホストに迎えてお送りするポッドキャスト番組「新・雑貨論」。第2シーズンでは、モノと人の関係性を、食、建築、衣服、道具、自然などの観点から考えていきます。 第4回はファッションブランド「Jens」デザイナー・武藤亨さんとプロダクトデザイナー・小宮山洋さんをお迎えして、「洋服を着ているとき、わたしたちは何を着ているのか?」をテーマにお話を伺います。 量産品に多様な解釈を投げかける展示をされているおふたりのユニット、「Rhoikos & Theodros」。そこには、服をそのまま着るのではなく、自分の解釈を加えて本当に自分のものにするという武藤さんの興味や、「こんな使い方もあるのでは」と投げかけたいという小宮山さんの思いが。ファッションの「イケてる/イケてない」は何で決まるかという話から、シンプルを脱して派手な色柄を求め始めた時代や気分の話へ。さらには武藤さんがコレクションを考える手段にされているビジュアルブック制作秘話も! ・モノに名前をつけることの意味 ・服を「気持ちいい体験」への入り口に ・虎のセーターを着たくなるのは年齢か時代か ・ファッショ...

Jan 21, 202243 minSeason 2Ep. 7

愛と死の人類学 ・第5話・後編「料理は愛情!?」

「手作り料理と贈与」 「避けられない受動性」 「愛と死を語ることの困難」 機械やロボットにも感じられる「愛」。人間は何に「愛」を感じ、どうやって「愛情」を表現することができるのか。 後編もロボットやAIを人類学の立場から研究されてきた一橋大学の久保明教さんをゲストに、「家庭料理」から「愛」を考えます。 文化人類学者の松村圭一郎さん(岡山大学)をホストに、毎回ゲストを招いてお届けする文化人類学者のディープな対話。第2シーズン「愛と死の人類学」第5話後編。 【後編+アフタートーク】 ・家庭料理でいわれる「愛情」 ・山尾美香著 『きょうも料理―お料理番組と主婦 葛藤の歴史』 ・1960年代から変わらない家庭労働時間 ・一手間加える=愛の深さ!? ・クックパッドの悩み ・漫画 『きのう何食べた?』 に見る愛情 ・あげるとされる ・「手作り料理・家庭料理」は商品交換から外れた贈与 ・受動的にならざるを得ない ・終わりかたのデザイン ・コンサルティングの価値表現 ・われわれは変われるのか etc.. 【出演】 久保明教(くぼ あきのり)さん 一橋大学社会学研究科准教授。1978年生まれ。大阪大学大...

Jan 14, 20221 hr 11 minSeason 2Ep. 10

愛と死の人類学 ・第5話・前編「ロボットの死/人間の死」

「AIBOから魂を抜く」 「“生”がデザイン可能な時代の“死”」 「死が持っている受動性」 いずれも人間らしい営みと思える「愛と死」。しかし、それはロボットや機械との関係でも生じうるもの。 ロボットやAIを人類学の立場から研究されてきた一橋大学の久保明教さんをゲストに、「ロボットの死」と「人間の死」を比較しながら、現代日本における「死」を考えます。 文化人類学者の松村圭一郎さん(岡山大学)をホストに、毎回ゲストを招いてお届けする文化人類学者のディープな対話。第2シーズン「愛と死の人類学」第5話前編。 ・ペットロボット「AIBO」の死 ・プログラム=魂 ・開発者が想定していない動き ・病気になれば病院へ ・オーナーとの関わり方によって変わるアナロジー ・「人間の死」と「ロボットの死」の違い ・臓器の供給と部品の供給 ・お寺であげるAIBOの葬式 ・日本に伝わる真珠供養・針供養 ・「死」はデザインできるのか ・終われない「死」 etc.. 【出演】 久保明教(くぼ あきのり)さん 一橋大学社会学研究科准教授。1978年生まれ。大阪大学大学院人間科学研究科単位習得退学、博士(人間科学)。主な...

Jan 07, 202249 minSeason 2Ep. 9

「新・雑貨論Ⅱ」第3回・後編 ・家を開いて見つける、新しいロール

バイヤーとして活躍する山田遊さんをホストに迎えてお送りするポッドキャスト番組「新・雑貨論」。第2シーズンでは、モノと人の関係性を、食、建築、衣服、道具、自然などの観点から考えていきます。 建築家の能作淳平さんとR65不動産代表の山本遼さんをお迎えしてお送りしている第3回の後編は、シェア空間における「家族」の話題へ。 外と家が分断されてしまった現代の住居を、再び開くシェア空間。夫婦やカップル、高齢者と学生のシェアハウスは実現するのか? 仕事でも生活でもない小商的なものが、家族を開いていくきっかけに。さらに、家族の画一的役割が崩れた先で、おふたりの運営するシェアが導くのは「役割の攪拌」と「新しくユニークな役割の発見」。長生きする楽しい未来への鍵は、アートにロールを作ること! ・外からも人が入れる「寅さん」の家 ・家族というユニットに生じるプライバシー ・「ポストシェアハウス」の議論 ・プロフェッショナリズムとの線引き ・住まいや空間の中に作るコンテンツ ・バンドで作るローカルロール etc.. 【出演】 能作淳平(建築家) 1983年富山県生まれ。2010年よりノウサクジュンペイアーキテク...

Dec 24, 202151 minSeason 2Ep. 6

「新・雑貨論Ⅱ」第3回・前編 ・空間のシェアとバンド結成

バイヤーとして活躍する山田遊さんをホストに迎えてお送りするポッドキャスト番組「新・雑貨論」。第2シーズンでは、モノと人の関係性を、食、建築、衣服、道具、自然などの観点から考えていきます。 第3回は建築家の能作淳平さんとR65不動産代表の山本遼さんをお迎えして、「『家』なんてなくていい時代の『家』」をテーマにお話を伺います。 シェア商店「富士見台トンネル」を運営されている能作さんと、シェアハウスやシェアスナックを経営されている山本さん。経済合理性から人との繋がりへと価値が移るいま、分け合うためのシェアではなく、持ち寄って豊かになるシェアに。参加者と共に運営していくスタイルは、バンドを組むような感覚だとか。方向性の違いから「解散」もできるバンドは、家とコミュニティの自由な形を示します。 ・街の人のスキルを活かす場所づくり ・行きつけの店のような、大学の部室のような場所 ・お客さんに教わるハイボールの入れ方 ・役割がズレていき、みんなで育てていく店 ・シェアハウスに名前をつけない理由 ・オーナーとしての介在の仕方 etc.. 【出演】 能作淳平(建築家) 1983年富山県生まれ。2010年よ...

Dec 17, 202148 minSeason 2Ep. 5

愛と死の人類学・第4話・後編「その日暮らしの『家族』と『愛』」

「預け合う子供たち」 「夫婦は共同経営者」 「どうなるかわからない=希望に満ち溢れている」 後編も香港やタンザニアをフィールドに零細商人の生き方を研究されている小川さやかさん(立命館大学)をお迎えして、家族関係や恋愛事情からその日暮らしの「愛」のかたちをお聞きします。 文化人類学者の松村圭一郎さん(岡山大学)をホストに、毎回ゲストを招いてお届けする文化人類学者のディープな対話。第2シーズン「愛と死の人類学」第4話後編。 【後編+アフタートーク】 ・なかなか完成しない家 ・零細商人たちの恋愛・結婚事情 ・都心と田舎で預け合う子供 ・流動的な家族 ・過保護はよくないこと ・パートナーや親族は共同経営者 ・恋人にするなら「ウジャンジャ」な人 ・結婚も別れもハードルが低い ・長屋で起きた夜逃げ大作戦 ・生き延びることが大事 ・失敗してもやり直せる環境 ・評価はせずに「ただ見ている」 etc... 【出演】 小川さやかさん 立命館大学先端総合学術研究科・教授。専門は文化人類学。博士(地域研究)。主な著作に『都市を生きぬくための狡知』(世界思想社、2011年。第33回サントリー学芸賞)、『「その日...

Dec 10, 202159 minSeason 2Ep. 8

愛と死の人類学・第4話・前編「それは未来が決めること」

「重視される故郷での埋葬」 「その日暮らしの落とし穴」 「チャンスはいつでも誰にでもある」 「その日暮らし」な生き方をしているタンザニアの商人たち。不確実性の高い社会環境で投機的に生きる彼らはどんな死生観を持っているのか。香港やタンザニアをフィールドに零細商人の暮らしや生き方を研究されている小川さやかさん(立命館大学)をお迎えして、柔軟さ、融通無碍さの背後にある「愛と死」のあり方を掘り下げます。 文化人類学者の松村圭一郎さん(岡山大学)をホストに、毎回ゲストを招いてお届けする文化人類学者のディープな対話。第2シーズン「愛と死の人類学」第4話前編。 ・移民の遺体は母国タンザニアに搬送 ・チャガ人の農村霊園化プロジェクト ・葬式講でみんなでフォロー ・カタギじゃない商売と死のリスク ・調査助手ロバートくんとドラッグ ・投機的だけど、、、 ・不安定だからこそやり直しがきく ・「死」は未来が決めること ・リスクはグラデーション ・老人にだってチャンスはある ・運を探しにきた etc... 【出演】 小川さやかさん 立命館大学先端総合学術研究科・教授。専門は文化人類学。博士(地域研究)。主な著作...

Dec 03, 202141 minSeason 2Ep. 9

「新・雑貨論Ⅱ」第2回・後編・家庭料理から日常食へ

バイヤーとして活躍する山田遊さんをホストに迎えてお送りするポッドキャスト番組「新・雑貨論」。第2シーズンでは、モノと人の関係性を、食、建築、衣服、道具、自然などの観点から考えていきます。 四谷三丁目「 Gallo 」料理長のタクマオガワさんと「 chioben 」山本千織さんをお迎えしてお送りしている第2回の後編では、食と暮らしの変化をどう感じられているか、伺っていきます。 料理人でありながら農家もされているオガワさん。料理と農業、同じものづくりでもタイムスパンは対極。その橋渡しをし、食べる人に食材の魅力を伝えているというおふたり。さらに話は「家庭料理とは何か?」へ。家と外食の境界が揺らぐ中で、家庭料理に代わるキーワードとして出てきたのは「日常食」。そこには外食もケータリングもコンビニ食も、全てを包み込む「食」の現在地がありました。 ・食べることの選択肢が増えた現在 ・仕入れた日に消えてなくなる料理/時間をかけて育てる農作物 ・1日3食って誰が決めた? ・日常食/非日常食 余暇としての外食の行方 ・核家族と家庭料理 ・表現者と料理人の距離 etc... 【出演】 山本千織(料理人) 2...

Nov 26, 202144 minSeason 2Ep. 4

「新・雑貨論Ⅱ」第2回・前編 ・料理はテトリス

バイヤーとして活躍する山田遊さんをホストに迎えてお送りするポッドキャスト番組「新・雑貨論」。第2シーズンでは、モノと人の関係性を、食、建築、衣服、道具、自然などの観点から考えていきます。 第2回は四谷三丁目「 Gallo 」料理長のタクマオガワさんと「 chioben 」山本千織さんをお迎えして、変わりゆく「食」について考えます。 撮影の現場にお弁当を届けるケータリングの山本さんと、ジャンルのない料理を提供するレストランのオガワさん。 山本さんの激動の人生のお話から、お二人が今のお仕事に至ったストーリーやそれぞれの食材選びのお話へ。 事前に決まった数や内容を作る山本さんに対して、即興的にメニューを決めるオガワさん。 対照的なようで、ふたりの考え方の底流には「テトリス」という共通点が! ・北海道から代々木上原へ。「 chioben 」の創業秘話。 ・お皿代わりとして使い始めた弁当箱 ・ピザもトマトパスタもないイタリア・フリウリでの修行 ・「 Gallo 」店内にはコース料理エリア/居酒屋エリア、 二つの空間 ・食材が入り混じるスーパーという場所の魅力 ・生産者に直接会いに行き、目の前で調...

Nov 22, 202138 minSeason 2Ep. 3

愛と死の人類学・第3話・後編「巻き込まれる愛」

「老人から受け取った遺言」 「巻き込まれる愛の関係」 「グオフをコントロールする」 周辺の民族と戦うこともある牧畜民ダサネッチは人の死に何を思うのか。 後半もエチオピア南部の牧畜民ダサネッチの研究をされておられる慶應義塾大学の佐川徹さんをお迎えして、死と愛の関係についてお話を伺います。 文化人類学者の松村圭一郎さん(岡山大学)をホストに、毎回ゲストを招いてお届けする文化人類学者のディープな対話。第2シーズン「愛と死の人類学」第3話後編。 【後半+エピソードトーク】 ・子供を通して大人が楽しむ ・「ねだりの時間」に受け取った遺言 ・ダサネッチの埋葬 ・浄めの儀礼でも取り払われないもの ・文化相対主義が抱え込まざる得ない難問 ・胸の傷はビーズの首飾りと同じ ・ダンスと同じように忘れるべきなんだ ・胃と「グオフ」を管理する ・理解が難しいことを説明する語彙力 etc... 【出演】 佐川徹さん 慶應義塾大学文学部准教授。東アフリカの牧畜社会で紛争や開発について調査をおこなっている。近著に『アフリカで学ぶ文化人類学―民族誌がひらく世界』(共編)、『遊牧の思想―人類学がみる激動のアフリカ』(分担...

Nov 12, 20211 hr 5 minSeason 2Ep. 6

愛と死の人類学・第3話・前編「人は死すべき存在」

「ダサネッチ神話にみる死生観」 「死んだら死ぬだけ」 「地中に注ぐコーヒー」 「死」が身近に存在する社会で「死」はどうとらえられているのか。エチオピア南部の国境地帯に暮らす牧畜民ダサネッチの研究をされておられる慶應義塾大学の佐川徹さんをお迎えして、ダサネッチの死生観をとおして、死すべき存在としての人間を考えます。文化人類学者の松村圭一郎さん(岡山大学)をホストに、毎回ゲストを招いてお届けする文化人類学者のディープな対話。第2シーズン「愛と死の人類学」第3話前編。 ・病気、自然災害、戦い...身近にある「死」 ・死生観の背景にあるダサネッチの神話 ・「死すべき存在」となって得た「自由」 ・死んだら死ぬだけだろう ・肉体が滅んでも残る「シダ(脈拍)」と「影」 ・希薄な個人性 ・地中にタバコとコーヒーを ・激情に駆られる「家畜の死」 ・突然出てきたガマガエル 新しく生まれる神話 etc... 【出演】 佐川徹さん 慶應義塾大学文学部准教授。東アフリカの牧畜社会で紛争や開発について調査をおこなっている。近著に『アフリカで学ぶ文化人類学―民族誌がひらく世界』(共編)、『遊牧の思想―人類学がみる激...

Nov 05, 202144 minSeason 2Ep. 5

「新・雑貨論Ⅱ 」第1回・後編 ・生活と仕事、越境するモノ

バイヤーとして活躍する山田遊さんをホストに迎えてお送りするポッドキャスト番組「新・雑貨論」。第2シーズンでは、モノと人の関係性を、食、建築、衣服、道具、自然などの観点から考えていきます。 デザイナー・軸原ヨウスケさんと美術家・中村裕太さんをゲストに迎えた第1回後編は、いよいよ民藝の外側へ。文化学院を創設した西村伊作に焦点を当てます。洗練された住宅とアマチュアっぽい陶芸という不思議なバランス。叔父の大石誠之助や、彼が作った太平洋食堂のコックの生き方からも見えてきたのは、今の時代にも通じる「暮らしと仕事」の曖昧な境界。社交ダンス、マンドリン、陶芸、パン、洋裁‥‥全てが等しく入り混じる先はパンクな世界!? ・柳宗悦は人よりもモノが大事だった? ・柳宗悦とオカルト ・西村伊作と富本憲吉 ・都会から離れた場所で「新しい生活」を実装 ・一つのことに固執しない→アマチュアリズム? ・雑誌で料理のコラムを書いていた大石誠之助 ・文化学院の初代校長=社交ダンスを日本に持ち込んだ人 ・鶴見俊輔「限界芸術」 ・河井寛次郎「暮しが仕事、仕事が暮し」 ・和洋折衷ではなく「東西接触」 ・余暇を楽しむ/再創造する「...

Oct 29, 202155 minSeason 2Ep. 2

「新・雑貨論Ⅱ 」第1回・前編 ・民藝の内と外

バイヤーとして活躍する山田遊さんをホストに迎えてお送りするポッドキャスト番組「新・雑貨論」。第2シーズンでは、モノと人の関係性を、食、建築、衣服、道具、自然などの観点から考えていきます。 第1回は『アウト・オブ・民藝』の著者2人、デザイナーの軸原ヨウスケさんと美術家の中村裕太さんをゲストに、民藝と民藝からはみ出た面白いモノや人について考えます。滅びつつあるモノを救おうとした柳宗悦。玩具やタイルは、なぜ民藝の語り口から外れたのか? 柳が民藝運動でもたらした影響や時代から、民藝の周縁へと思いを馳せます。 ・大正期のトイレ・浴室におけるタイル ・後の民藝の閉じられた語られ方への違和感 ・民藝から距離を置いた富本憲吉 ・誰も見向きもしないモノの美 ・農村における作り手を啓蒙 ・流通の仕組みまで作る ・民藝運動における「犬」 ・柳田國男が関心を寄せた「民家」 ・地方の案内人の存在 ・ローカルに介入する危険性 ・関東大震災ー東日本大震災>民藝運動の時代と現在、似てる? etc... 【出演】 軸原ヨウスケ(デザイナー) 1978年生まれ、岡山在住。「遊び」をテーマにしたデザインユニットCOCHAE...

Oct 22, 202158 minSeason 2Ep. 1

愛と死の人類学・第2話・後編「死ぬことなんて怖くない」

「死ぬことは怖くない。でもライオンは怖い」 「悲しみとの距離の取り方」 「そもそも面倒くさいもの」 前編の「愛」の話に続き、後編では引き続き丸山淳子さん(津田塾大学)に狩猟採集民ブッシュマンの死生観や悲しみとの付き合い方についてお話を伺います。 文化人類学者の松村圭一郎さん(岡山大学)をホストに、毎回ゲストを招いてお届けする文化人類学者のディープな対話。第2シーズン「愛と死の人類学」第2話後編。 【後編+アフタートーク】 ・ドライな死生観? ・日本と違う!?死にゆく人にかける言葉 ・「死ぬことは怖い」で予想外の大爆笑 ・悲しみをどうやって忘れるか ・「あきらめなさい」が意味すること ・権威化しない祖先 ・人間関係はそもそも面倒くさい ・子供の名前が「嫌い」ちゃん etc.. 【出演】 丸山淳子さん 津田塾大学学芸学部教授。南部アフリカをフィールドに狩猟採集社会の現代的展開について研究。『変化を生きぬくブッシュマン:開発政策と先住民運動のはざまで』で澁澤賞など受賞。編著として『先住民からみる現代世界:わたしたちの〈あたりまえ〉に挑む』など。 松村圭一郎さん 岡山大学文学部准教授。エチオピ...

Oct 08, 20211 hr 3 minSeason 2Ep. 4

愛と死の人類学・第2話・前編「開かれた愛のかたち」

「地域一帯で子育て」 「夫婦交換!?うまくいけば美しい4人の恋愛関係」 「嫉妬はみんながするものだから」 不倫が許容されている社会に嫉妬はないのか。第1シーズンに引き続き、アフリカ・カラハリ砂漠でフィールドワークをつづけてきた丸山淳子さん(津田塾大学)に、前編では狩猟採集民ブッシュマンの「愛」の形について伺います。 文化人類学者の松村圭一郎さん(岡山大学)をホストに、毎回ゲストを招いてお届けする文化人類学者のディープな対話。第2シーズン「愛と死の人類学」第2話前編。 ・みんなに可愛がられる子供たち ・10歳さばを読み続ける? ・結婚相手との出会い方 ・許容される婚外関係 ・大切なのは開かれていること ・第二夫人への誘い ・ 試しに結婚。合わなければ別の相手を。 ・「嫉妬」は誰しもするもの etc.. 【出演】 丸山淳子さん 津田塾大学学芸学部教授。南部アフリカをフィールドに狩猟採集社会の現代的展開について研究。『変化を生きぬくブッシュマン:開発政策と先住民運動のはざまで』で澁澤賞など受賞。編著として『先住民からみる現代世界:わたしたちの〈あたりまえ〉に挑む』など。 松村圭一郎さん 岡山...

Oct 01, 202149 minSeason 2Ep. 3

愛と死の人類学・第1話・後編「結婚という名の取引」

「結納金にも貝殻のお金」 「恋愛結婚なのに“買う儀式”」 「愛とお金の関係性」 貝殻の貨幣がしめすのは愛の大きさなのか。前編の「弔うこと」と「お金」の話に続いて、後編では深田淳太郎さん(三重大学)にトーライ社会の結納の儀式の話を中心に「愛」と「お金」についてお話を伺います。 文化人類学者の松村圭一郎さん(岡山大学)をホストに、毎回ゲストを招いてお届けする文化人類学者のディープな対話。第2シーズン「愛と死の人類学」第1話後編。 【後編】+【アフタートーク】 ・結納金は重要な手続き ・婚資の額で裁判も ・現地の言葉で「Varkukul(買う儀式)」 ・恋愛結婚なのに... ・「女性を買う」けど「女性を売らない」 ・貝殻の貨幣がつなぐ交換のネットワーク ・何が「愛」で何が「お金」か ・プライベートとパブリック etc... 【出演】 深田淳太郎さん 三重大学人文学部准教授。パプアニューギニアのラバウルをフィールドに貝殻貨幣などのローカルな経済システムと市場経済の関係について研究。近著に「除菌と除霊とキャッシュレス」(『現代思想』2020年8月号)、「貨幣と信用」(『文化人類学の思考法』所収)...

Sep 10, 202153 minSeason 2Ep. 2

愛と死の人類学・第1話・前編「お葬式は誰のために?」

「誰を想って涙する?」 「タブの貸し借りがなくなるときに」 「周りの人を巻き込んで」 パプアニューギニアのトーライ社会では、葬式のときに故人が生前貯めてきた貝殻の貨幣(タブ)をすべて参列者にばらまいてしまう。大切な場面で貝殻のお金が重要な役割を担っているトーライ社会。第1シーズンに引き続き、パプアニューギニアをフィールドに研究されている深田淳太郎さん(三重大学)をお招きして、「死」と「愛」と「お金」について考えます。 文化人類学者の松村圭一郎さん(岡山大学)をホストに、毎回ゲストを招いてお届けする文化人類学者のディープな対話。第2シーズン「愛と死の人類学」第1話前編。 ・なぜ「愛」と「死」なのか ・お葬式はフリーマネーのお祭り ・その涙は誰のため? ・貝殻のお金の貸し借りが浮き彫りにする人間関係 ・生活の中に潜在的にある「死」 ・仮面精霊とラインダンス ・つながりあう「死」 ・「弔いかた」に見る愛の形 etc... 【出演】 深田淳太郎さん 三重大学人文学部准教授。パプアニューギニアのラバウルをフィールドに貝殻貨幣などのローカルな経済システムと市場経済の関係について研究。近著に「除菌と...

Sep 03, 202152 minSeason 2Ep. 1

耳の野外学習#3|「はじく」 Hajiku/Pluck|Yasuhiro Morinaga

「たたく」「ふく」「はじく」とは、楽器またはモノを鳴らすための行為である一方、働くこと、生活すること、遊ぶための、最も原始的な人間本来の生きていくための営み=技術だといえるはずだ。今回のDJミックスは、そんなことを考えながら、ここ数年アジアを中心にレコーディングしてきた民族の音楽や環境音をセレクト(アジアの音ではないものもいくつか含まれているが)し、ポストプロダクションでミキシングや電子的な加工を施しながら、リニアな音の時間を創造した。 人類学者たちは、調査地で現地語を学び、長期間地域に密着し、そこの情報をくまなく記述・記録した上で、ラボで検証・実験しながら論文や民族誌としてまとめあげていく。僕の場合は、現地の言葉もわからないし地域に密着しながら文字で記述をしていくような形も採用していない。むしろ楽器や音を軸に、その文脈や周縁を追い続けながらレコーディングしているに過ぎない。自身の目と耳を頼りに作品のゴールをゆるやかに想像しながら記録をし、素材を持ち帰ってスタジオで実験・検証しながら作品を制作していく過程は、どことなく人類学者の研究手法と似ている部分があることを以前から意識していた。 ...

Mar 05, 20219 minSeason 1Ep. 3

耳の野外学習#2|「ふく」Fuku/Blow|Yasuhiro Morinaga

「たたく」「ふく」「はじく」とは、楽器またはモノを鳴らすための行為である一方、働くこと、生活すること、遊ぶための、最も原始的な人間本来の生きていくための営み=技術だといえるはずだ。今回のDJミックスは、そんなことを考えながら、ここ数年アジアを中心にレコーディングしてきた民族の音楽や環境音をセレクト(アジアの音ではないものもいくつか含まれているが)し、ポストプロダクションでミキシングや電子的な加工を施しながら、リニアな音の時間を創造した。 人類学者たちは、調査地で現地語を学び、長期間地域に密着し、そこの情報をくまなく記述・記録した上で、ラボで検証・実験しながら論文や民族誌としてまとめあげていく。僕の場合は、現地の言葉もわからないし地域に密着しながら文字で記述をしていくような形も採用していない。むしろ楽器や音を軸に、その文脈や周縁を追い続けながらレコーディングしているに過ぎない。自身の目と耳を頼りに作品のゴールをゆるやかに想像しながら記録をし、素材を持ち帰ってスタジオで実験・検証しながら作品を制作していく過程は、どことなく人類学者の研究手法と似ている部分があることを以前から意識していた。 ...

Mar 05, 20218 minSeason 1Ep. 2

耳の野外学習#1|「たたく」Tataku/Hit|Yasuhiro Morinaga

「たたく」「ふく」「はじく」とは、楽器またはモノを鳴らすための行為である一方、働くこと、生活すること、遊ぶための、最も原始的な人間本来の生きていくための営み=技術だといえるはずだ。今回のDJミックスは、そんなことを考えながら、ここ数年アジアを中心にレコーディングしてきた民族の音楽や環境音をセレクト(アジアの音ではないものもいくつか含まれているが)し、ポストプロダクションでミキシングや電子的な加工を施しながら、リニアな音の時間を創造した。 人類学者たちは、調査地で現地語を学び、長期間地域に密着し、そこの情報をくまなく記述・記録した上で、ラボで検証・実験しながら論文や民族誌としてまとめあげていく。僕の場合は、現地の言葉もわからないし地域に密着しながら文字で記述をしていくような形も採用していない。むしろ楽器や音を軸に、その文脈や周縁を追い続けながらレコーディングしているに過ぎない。自身の目と耳を頼りに作品のゴールをゆるやかに想像しながら記録をし、素材を持ち帰ってスタジオで実験・検証しながら作品を制作していく過程は、どことなく人類学者の研究手法と似ている部分があることを以前から意識していた。 ...

Mar 05, 202110 minSeason 1Ep. 1

「新・雑貨論」特別版・後編・みんなで制作すること、みんなで所有すること

バイヤー/キュレーターとして活躍する山田遊さんをホストに迎え、「モノ」を通して人とモノの関係性を考えなおすポッドキャスト番組「新・雑貨論」。2020年12月に山形から配信した特別版「ポストコロナ世界と雑貨のゆくえ」後編では、モノをつくること、モノを所有することのあり方を見つめなおします。 いまなお大量生産・大量消費社会は続きマスカスタマイゼーションなど新たなモノづくりも提起されるなかで、モノと人の関係を考えてきた本プログラムは、オルタナティブなつくり方や所有のあり方からべつの社会を立ち上げることへとつながっていきます。 ・山形とアフガニスタンを架橋する ・自分とモノを交差させると“タグ”が外れる ・パソコンも筆記用具のひとつ ・「暇をかける」というコラボレーション ・モノをつくると自分の居場所がわかる ・宙ぶらりんの状態でつくるという豊かさ ・モノづくりの主体はひとりじゃなくていい ・選択肢が増えても、不確実性は増えない ・楽器をみんなで所有することの意味 ・所有するのではなく、通り過ぎる ・空間に働く見えない力を理解する ・つくってみて初めてわかること etc... ◉出演 𠮷田勝...

Feb 19, 202154 minSeason 1Ep. 14

「新・雑貨論」特別版・前編・「目的」から脱出するためにモノをつくる

バイヤー/キュレーターとして活躍する山田遊さんをホストに迎え、「モノ」を通して人とモノの関係性を考えなおすポッドキャスト番組「新・雑貨論」。今回は去る2020年12月にLIVE忘年会として山形から配信された特別版「ポストコロナ世界と雑貨のゆくえ」をお届け。 第6回に登場したデザイナー・𠮷田勝信さんと取材に帯同したサウンドデザイナー・森永泰弘さん、コクヨ野外学習センターのキャプテン・山下正太郎をゲストに迎え、これまでの「新・雑貨論」を振り返ります。雑貨を巡って始まった本プログラムは、いつの間にかもうひとつのプラグラム「働くことの人類学」と接近していたようです。 ・「新・雑貨論」と「働くことの人類学」の交差 ・コクヨはなぜポッドキャストをつくっていたのか ・ものづくりの「当たり前」は異常だった ・情報消費の無限サイクルから抜け出すために ・自明化された構造を問いなおすためのデザイン ・デザインの語源は騙すこと? ・モノをつくることは合目的性から脱すること ・フライパンと銅鑼、どちらが先に生まれたのか ・クマもポスターをつくっている ・制度から逃れるためのフィールドレコーディング ・目をつ...

Feb 19, 20211 hr 5 minSeason 1Ep. 13

働くことの人類学・Bonus Track2・《働くことの人類学》タウンホールミーティング(2020/11/21開催)後編

後編は、番組リスナーから寄せられた、“子供から「何のために働くの?」と聞かれたらどう答えますか?“という質問から議論がスタート。ゲストの文化人類学者の方々のそれぞれの視点から、もう一度、「働くこと」の理由が問い直され始めると、やがて話は、「人間とは何か?」という深遠な問いに行き着きます。 わたしたちの常識とはまったく異なる異世界の「働きかた」を紹介する・文化人類学ポッドキャスト〈働くことの人類学〉の特別編後編。 【セッション2】 ・子供に「何のために働くの?」と聞かれたら ・仕事は、良い「におい」がする方に向かうべき? ・不確実はネガティブではない ・説明責任を求める日本人 ・ベーシックインカムについて考える 【クロージング】 ・仕事のオーナーシップを取り戻せ ・個人主義の非西洋起源について 【出演】 (ゲスト) 深田 淳太郎さん 三重大学人文学部准教授。パプアニューギニアのラバウルをフィールドに貝殻貨幣などのローカルな経済システムと市場経済の関係について研究。近著に「除菌と除霊とキャッシュレス」(『現代思想』2020年8月号)、「貨幣と信用」(『文化人類学の思考法』所収)など。 *出...

Feb 05, 20211 hr 39 minSeason 1Ep. 14
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