横光利一「時間」
座長に全財産を持ち逃げされた劇団員たち。 取り残された彼らは当然、宿賃も払う金も無かった。 無い知恵を絞って、何とか状況を打開しようと考えるが… 初出:1931(昭和6)年4月 ■出演 私 鈴木将之 高木 呉圭崇 木下 出先拓也 佐々 平居正行 浜子 山川琴美 品子 大島由莉子 菊江 藤本教子 雪子 五十嵐由佳 八木 真一涼 ☆脚本:吉岡平

座長に全財産を持ち逃げされた劇団員たち。 取り残された彼らは当然、宿賃も払う金も無かった。 無い知恵を絞って、何とか状況を打開しようと考えるが… 初出:1931(昭和6)年4月 ■出演 私 鈴木将之 高木 呉圭崇 木下 出先拓也 佐々 平居正行 浜子 山川琴美 品子 大島由莉子 菊江 藤本教子 雪子 五十嵐由佳 八木 真一涼 ☆脚本:吉岡平
病床にふせる妻と看病する夫。 緩やかに訪れる妻の死をどうする事も出来ず、ただ見守る事しかできない悲しみと葛藤。 作者自身の体験を基に夫婦の愛情と融和が描かれた名作。 初出:1927年(昭和2年) ■出演 夫:出先拓也 妻:山川琴美 語り:尼子真理
1703年、竹本座初演の人形浄瑠璃・文楽。 遊女・お初と商人・徳兵衛の心中事件が題材。 のちに歌舞伎の演目にもなった。 現在まで「恋の手本」として語り継がれる男女の悲恋物語。 【出演】 徳兵衛:中澤まさとも お初:天野亜希子 九平次:内匠靖明 語り(旦那): 出先拓也
放蕩と無頼の作家、1931年の作品。 昭和初期の東京・銀座を舞台に、逞しく自由と性を謳歌する女給の姿を描く。 1956年、中村登監督、杉田弘子、大木実、有馬稲子、東野英治郎出演で映画化。 【出演】 ・君江:五十嵐由佳 ・清岡進:中澤まさとも ・松崎:呉圭崇 ・矢田:柏士文 ・川島金之助:出先拓也 ・運転手:髙坂篤志 ・語り:大島由莉子
東京大空襲の最中に妻子とはぐれ、独り身となってしまった佐藤。 途方に暮れる彼はその時に偶然出会った千代子と、終戦間際に再会すると…。 出逢いは悲しみを忘れさせ、新たな喜びへとつながっていく。 初出:中央公論 昭和24年(1949年) ■出演 佐藤 鈴木将之 千代子 内海祐紀 炊き出しの男 平居正行 元夫 呉圭崇 語り 出先拓也
終戦後、満州から帰った新太郎は、焼野原となった東京を見た。 金に不自由しなくなった彼は、昔、世話になった旦那に会いに行くが…。 1879年(明治12年)に生まれ、高度成長直前の1959年(昭和34年)まで戦後を生きた作家が書く「変わるもの」と「変わらぬもの」。 【出演】 新太郎:内匠靖明 おかみ:大島由莉子 旦那:出先拓也 語り:呉圭崇 人々:藤本教子、真一涼、平居正行
若き荷風のアメリカ見聞記より 大望を抱く渡米者とのシアトル航路「船房夜話(明治36年11月)」 日本人出稼ぎ労働者の狂乱「牧場の道(明治37年1月)」 【出演】 永井荷風:鈴木将之 柳田、親方:内匠靖明 岸本、子分:出先拓也 友:中澤まさとも
過ぎ去った学生時代―。 語れば青春の血潮、頬にのぼり目輝き、声までが艶を持ち、優しさや涙さえ催される―。 そんな明治の「あの時分」を自然主義文学の先駆者が振り返る。 ■出演 ・私:中澤まさとも ・木村:出先拓也 ・鷹見:呉圭崇 ・樋口:尼子真理 ・女主人:内海祐紀 ・鸚鵡:五十嵐由佳
「私の周りで次々と人が死んでいく…」 ある日、突然起こった世にも奇妙な出来事。 「私」が知った事実 そして彼の取った選択は…。 「人間なんて、運命の神のほんの気まぐれなひと吹きに翻弄され続けるのだ…」 初出:1931年 ■出演 わたし 呉圭崇 ベルナボ 出先拓也 カルヴェッティ 中澤まさとも 亭主 柏士文 ベルナボの姉 真一涼 若い母親 大島由莉子 少女 五十嵐由佳 ★脚本:吉岡平
大恩ある旦那の女房と不貞関係に堕ちてしまった新吉。 その日も旦那の目を盗んで家にやってきたのだが…。 艶笑落語として名高い古典の名作。 ■出演 新吉 中澤まさとも 女房 尼子真理 旦那 平居正行 語り 出先拓也
囲碁に夢中のあまり、帰りが遅くなって締め出された半七。 そこへ幼馴染のお花が偶然通りかかり…。 古典落語の名高いイチャコラ逸品。 お花半七の馴れ初め部分を音声化!! これを聞いて思わずニヤニヤ…。 ■出演 半七 柏士文 お花 内海祐紀 叔父 呉圭崇 伯母 真一涼
昔々、鏡をまったく知らない村があり、庄助という孝行息子がいました。 彼の孝行ぶりに感心した殿さまが褒美に与えたものとは…。 落語でも有名な「松山鏡」をラジオドラマに! 庄助 出先拓也 殿 中澤まさとも 家臣 柏士文 女房 尼子真理 和尚 呉圭崇 語り 五十嵐由佳
時は安永年間(1775年ごろ) 夜な夜な動き回り、幾人もの持ち主を切ったという妖刀・斑猫丸。 それが縁あって町与力・篤木家の手元に届いた。 刀が動くなど迷信だ、と強気の若侍・篤木半十郎だが実際にその様子を目の当たりにして…。 どうしてもその事実を受け入れられない彼のもとへある日、風来山人と名乗る老人が訪れて…。 ■出演 篤木半十郎 真一涼 篤木半兵衛 中澤まさとも 松本出雲守 呉圭崇 弥太八 内海祐紀 根岸肥前 平居正行 四方木三之助 柏士文 風来山人 出先拓也 語り手 尼子真理 ☆脚本:吉岡平
女流作家ジョルジュ・サンドとのロマンスでも知られる青春の詩人ミュッセ作。1834年発表。 思いを寄せあう幼馴染の男女二人による、恋のかけひき、当てこすり耳こすり。 本作を基にガブリエル・ピエルネが歌劇、カミーユ・サン=サーンスが劇音楽を作曲。 【出演】 ・ペルディカン:髙坂篤志 ・カミーユ:山川琴美 ・ロゼット:藤本教子 ・男爵:呉圭崇
1836年初演。 ロシアの官僚社会の腐敗を痛烈批判。 当時、特権階級から非難されるも 庶民から大喝采を浴びた。 日本でも度々上演。 【出演】 ・市長:内匠靖明 ・フレスタコーフ:中澤まさとも ・アンナ:山川琴美 ・マリヤ:五十嵐由佳 ・役人:呉圭崇、柏士文、出先拓也
「お別れいたします。私は、あなたとお別れして、私の正しいと思う生きかたで、しばらく生きて努めてみたいと思います」 時代の寵児となった画家の妻が告白する、離縁の理由とは… 昭和十五(1940)年発表 【出演】 私:内海祐紀 画家:中澤まさとも ※出演者が自宅で録音した作品です。
ある小説家の馴染みの居酒屋「若松屋」。 そこのトシちゃんという若い女中は大の小説好きだが知ったかぶりのあまりお客連中から少々うとまれていた。 或る日、小説家が若松屋に向かうと…。 太宰、晩年の短編作品。 本作品が収録されている表題作「グッド・バイ」を執筆中に世を去った。 初出:1948年3月 ■出演 太宰 呉圭崇 トシ 大島由莉子 友人1 平居正行 友人2 内匠靖明 友人3 中澤まさとも 友人4 内海祐紀 女将さん 尼子真理 橋田 出先拓也
「私」は家だと仕事がはかどらない為、他で部屋を借りた。 しかし、その部屋は女性が住んでいる部屋で、彼女が仕事で不在の間だけ、仕事部屋として拝借している。 ある時、深酒しすぎて帰れなくなったとき、その女性がいるにもかかわらず、泊まらせてもらう事に…。 女性問題を多く抱えていた太宰が女性と二人きりで過ごした夜の葛藤を描いたともいわれる晩年の隠れた名作。 ■出演 私 内匠靖明 キク 内海祐紀 客 平居正行
黄金の王子像とツバメによる、オスカーワイルド版、アンパンマン。 人間間社会の表裏を描いた傑作童話。 ■出演 ・王子像:中森朱音 ・ツバメ:早川昌佐 ・母親:福岡りえ ・市民:出先拓也、柏士文 ・芸術家:いとうしんいちろう ・市長:小林貴祐 ・ナレーション:尼子真理
1888年発表の名作童話。 「無償の愛」の美しさと儚さ、俗悪な人間社会を皮肉る。 ■出演 ・学生:大島由莉子 ・少女:五十嵐由佳 ・ナイチンゲール:内海祐紀 ・バラの木:尼子真理 ・語り:呉圭崇
美しい庭を持つ巨人がいました。 ですが、彼はとてもわがままで子供たちが庭で遊ぶことも絶対に許しませんでした。 そして季節は廻り、春になりましたが子供たちのいない庭はずっと冬のままで…。 『幸福な王子』と同時期(1888年)に発表された名作童話。 ■出演 巨人 中澤まさとも 小さな男の子 五十嵐由佳 男の子A 真一涼 女の子A 山川琴美 女の子B 大島由莉子 雪 五十嵐由佳 霜 藤本教子 木 青山優子 ナレーション(NA)内海祐紀 ☆脚本:山川進
1921年(大正10年)発表。 人間の業を描いた小川未明の出世作。 人魚の赤子を拾った老夫婦は愛情を持って大切に育てていましたが…。 ■出演 母人魚・おばあさん…五十嵐由佳 娘人魚…真一涼 おじいさん…柏士文 香具師…呉圭崇 語り手…中澤まさとも ☆脚本…吉岡平
道中たまたま方向が同じだった男と少年の束の間の出会いと別れ。 少年が繋ぐ縁。 その無邪気な一言に心を揺さぶられた男の選択は…。 ■出演 男:呉圭崇 廉:大島由莉子 薬屋:出先拓也 語り:尼子真理
遠方に就職が決まり、下宿先を出る若者と病気療養中で家を出る事さえままならない少女。 2人の青春が重なりすれ違う瞬間に生まれた恋心は一体どこへ向かうのか…。 1940年発表。 ■出演 ・謙一:柏士文 ・埼子:五十嵐由佳 ・語り:尼子真理
恋多き女流作家として浮名を流した岡本かの子の恋愛掌編。 息子・岡本太郎以上の破天荒な生涯とは裏腹の美しい情景と純愛を描いた隠れた名作。 ちなみに2014年センター試験の「おほほほほ」で話題をさらった国語の珍問「快走」の著者でもある。 ■出演 ・語り:出先拓也 ・千歳:真一涼 ・慶四郎:中澤まさとも ・仲子:内海祐紀 ・女中:五十嵐由佳
憧れの女性との夢にまで見た結婚生活。 順風満帆で幸せな日々を送っていたランタン。 しかし、その幸せはある時を境に一転して…。 人間の欲望、愛をリアルに描く名手・モーパッサンの隠れた名作。 初出:1883年 ■出演 ・ランタン:中澤まさとも ・妻:五十嵐由佳 ・後妻:大島由莉子 ・質屋:出先拓也 ・宝石商:柏士文 ・語り:真一涼 ★脚本:吉岡平
雪の降る町で生まれた一つのほろ苦いお話。 呟いたのは、風か、少年か。 恋とも呼べないような幼く青い関係に心をときめかせたのはいつの頃…。 ■出演 僕(大人):出先拓也 僕(少年):中澤まさとも ナージェンカ:五十嵐由佳
金、人は誰しもそれに目がくらむ。 金、それに囚われたものの末路は えてして悲惨なもの。 金、愛は金で買えるのか。金、金、金! カードの必勝策を手にした若者ヘルマン。 彼の企みは成功するのか? 【カイジ】 ギャンブラーにとって金は寿命! ■出演 ・ナレーション:内海祐紀・ヘルマン:いとうしんいちろう ・シェカリンスキィ中澤まさとも ・リザウェッタ:福岡りえ ・伯爵夫人:大島由莉子
まだ若き戦国一の風雲児「織田信長」の実像に迫った未完作。 ■出演 織田信長:中澤まさとも 家来①:呉圭崇 家来②:柏士文 斉藤道三:出先拓也 家来衆:大島由莉子ほか 語り:内海祐紀
「きくドラ~ラジオドラマで聴く名作文学」番外編。 (YouTube動画の音声のみを公開) 18世紀末から活躍した世紀末芸術の中心的画家グスタフ・クリムト。 2018年に没後100年を迎える彼の名画と生涯を音声と画像でナビゲート。 ■■■■出演■■■■ ナレーション:大島由莉子 セリフ:五十嵐由佳