こんばんは、蜜のあじ子です。 においフェチのナポレオンの話、まだ続きがあります。 ナポレオンが大好きだったというオーデコロン。 このオーデコロンに関する話、私ずっと勘違いをしていました。 アロマテラピーの勉強をすると、歴史の話が出てきます。 そこに登場するのは、世界最古の香水。 今回のテーマは、ケルンの水。 17世紀末、イタリア人の理髪師フェミニスは、一旗あげようとドイツの町ケルンに移り住み、 1709年に、アクアミラビリス、素晴らしい水を創出して売り出し、好評を博しました。 何度も教えているうちに覚えてしまったテキストの一節です。 ここから、世界最古の香水の話がスタートします。 ドイツのケルンの町で大人気だったので、 ケルンの水と呼ばれるんですが、 このフランス語読みが、 オーデコローニュ。 オーがお水で、コローニュがケルンを意味しています。 つまり、オーデコロンは、ケルンの水という意味なんです。 そして、このケルンの水、 どこが一番最初に作って出したかっていうのが、 日本では結構混乱して伝わってるなと、今回調べてみてわかりました。 日本で一番有名なオーデコロンといえば、
ミューラー&ビルツ社の4711。 この4711という数字なんですが、 ナポレオンの占領により駐留した将軍が、 ケルンのすべての建物に番号を表示するように命令をして、 その時、この香水を作っていた建物に記された番号が4711。 つまり、番地が商品名になってるんです。 1792年に作られて、 現在でも天然の植物原料を使ってるオーデコロンの元祖と言われてます。 ドラッグストアなんかでも売っているので、 このパッケージ、知ってる方も多いのではないかな?
私はナポレオンが使ったのもこれだとずっと信じてました。 それがどうも違っていたようです。 オーデコロンの元祖は1709年に作られて、 ケルンを代表する香水ではあったんですが、 1794年にフランスがケルンを占領し、 その時に商標権が無効になり、 レシピを真似たたくさんの偽物オーデコロンが登場したんです。 その真似したオーデコロンの一つがこの4711。 当時、偽物のオーデコロンは2000種類以上も作られたようなので、 その中で生き残って、今もレシピを変えずに作っているという意味では、 世界最古の香水であることは間違いないのですが、 本家本元は今もドイツのケルンに存在する、 ヨハン・マリア・ファリーナ社のオーデコロン。 ナポレオンが愛したのもこの会社のものでした。 現在もファリーナ1709という名前で作られているようなんですが、 残念ながら日本では手に入らないようです。 その代わりというわけではないんですが、 このオーデコロンの創始者と呼ばれる、ヨハン・マリア・ファリーナの甥の孫である、 ヨーゼフさんがパリに開いた香水店で、
オーデコロンをこよなく愛す皇帝ナポレオンのために、ケルンの水を作り続けました。 ただパリに出店するにあたって、本家のレシピとは違うものを作らなければならない、 という契約だったそうなので、本家のものとは少しレシピが違うようです。 その後このパリのお店はロジェガレ社に買収をされて、 現在ヨハン・マリア・ファリーナ、英語読みすると、 ジャンマリファリナという名前のオーデコロンを手に入れることができます。 当時と全く同じというわけではなさそうですが、 ナポレオンが月に60本も使ったと言われているオーデコロン、 手にすることができました。 つけた瞬間にふわっと柑橘の香りがして、 その後すぐにラベンダーやローズマリーがすっきりとした気分にしてくれるこのオーデコロン、 現在ネット限定で販売されています。 実はこのネット限定なのを知らなくて、 ロジェガレの店頭で、 「今、ナポレオンの話をまとめていて、 嗅いでみたいんですがサンプルありますか?」と聞くと、 かわいい販売員さんが、 「もしかしてジャンマリファリナですか?
ちょっと待ってください」と言って、 普通はお渡ししていないんですけど、 とこっそりバックヤードから小さな小瓶のサンプルを出してきてくれました。 そうやって出会えたナポレオンの愛した香り、 気になる方のために、ちゃんとリンクを貼っておきます。 ハジメテアロマは、香りのサブスク連動型ポッドキャストです。 毎月厳選した精油と、 アロマクラフトのキットが届くサブスクリプションサービスです。 詳細は概要欄をクリックしてください。 今回ご紹介した4711、 それからオーデコローニュジャンマリファリナのリンクも貼っておきます。 InstagramとThreadsにて情報を発信しています。 ご意見ご感想お待ちしております。 ハッシュタグカタカナで、ハジメテアロマをつけて投稿するか、 専用のお便りフォームもご活用ください。 お相手は蜜のあじ子でした。 次回も、オーデコロンの話は続きます。 お楽しみに。
