こんばんは、蜜のあじ子です。 やっと梅雨入りしたと思ったら、毎日暑い!ついつい、冷たい麺料理なんかが増えますが、 この時期、見かけると手に取りたくなる、夏野菜があります。 好き嫌いは分かれるかと思いますが、ある香味野菜です。 今回のテーマは、 茗荷。茗荷と言えば、花茗荷と言って、 ちょっと固めの、ピンク色をした、膨らみのある、 そうだな、3つ4つトレイに入って売ってる茗荷を思い浮かべますが、 たぶんこの時期だけ出回るのが、 茎茗荷と言って、その花の部分を収穫した後、 葉っぱっていうのかな、首根っこのあたりを、 結構な量の袋に詰めたものが、八百屋さんに並ぶことがあります。 綺麗な部分を取り除いたものなので、 香りも形も一級品というわけではないんですが、 どうせ刻んで食べちゃうので、十分に使えるんです。 何よりも、いっぱい入って一袋で、 150円ぐらい?
普通の花の部分の茗荷と、お値段変わらないので、 とっても使い勝手があります。 先週、たまたま近所の八百屋で見かけたので、買ってきました。 3分の1は、レモンと白だしで作っただしに漬け込んで、浅漬けに。 残りの3分の1は、刻んで薬味用に冷凍。 そして、鮮やかな部分を選んで、残りの3分の1は、 蜂蜜で炊いて、ジャムにしてみました。 今までも、果物なんかをたくさん買ったりいただいたりした時に、 食べきれずにジャムにすることは多かったんですが、 茗荷でジャムは初めてでした。 誰か作ってるかなと思って、クックパッドなんかを探してみたんだけど、誰も作ってなかったです。 なんですけど、これね、作ってみたらびっくり。 すっごくおいしくて、 イメージとしては、生姜としそと梅の混ざって3で割ったぐらいの感じ。 レモンを結構入れたので、ちょっと甘酸っぱくて、茗荷独特の香りがふわっと口の中で広がります。 繊維が多いので、もうちょっと細かく刻んだ方が良かったかなとは思ったんですが、 意外なおいしさ発見です。 茗荷の香りって、何の香りかなと調べてみたら、 成分としてはαピネンが多いようです。
αピネンというのは、一言で言うと森林浴の香り。 松や杉などの針葉樹にたくさん含まれている香り成分です。 このαピネンをかぐと、リラックスするとともに脳の覚醒を促す効果も高いので、 暑い夏、すっきりした気分になりたい時には、うってつけの香り成分です。 そう茗荷といえば、食べすぎると物忘れをする、なんて言ったりしますが、 あれって、お釈迦様の弟子の逸話から生まれているそうなんです。 自分の名前も覚えられないほど物忘れのひどいお弟子さんがいて、 名前を書いた旗を背負わせたにもかかわらず、その旗を背負ったことも忘れてしまって、 亡くなるまで自分の名前を覚えられなかったそうです。 そのお弟子さんのお墓からこの茗荷が生えてきて、 名前を荷うと書いて茗荷とつけられたと言われてます。 でも科学的には、全然物忘れには関係がないそうです。 むしろαピネンの香りは、頭脳明晰作用、すっきりとした香りなので、 勉強の前に食べていただくと効果あるかもしれないです。 そんなお釈迦様にまつわる話が残っているのに、茗荷を食べるのは日本だけなんだそうです。 国内でも生産されているところは結構限られていて、
私が住んでいた福岡では、子供の頃めったに見られなかった気がします。 というか、お子さんはあまり好きじゃないかもしれないですよね、この味。 とっても大人な味だと思います。 夏から秋にかけて旬を迎える茗荷ですが、 αピネンは非常に分子量が小さな成分なので、 熱にはあまり強くありません。 刻んで放置しておくと、すぐに香りが飛んでしまいます。 なので食べるときは、できるだけ生に近い状態で、 切ったらすぐに召し上がるのがおすすめです。 ジャムには正直向かないですが、 あの赤い色、アントシアニンの仲間には抗酸化作用も含まれています。 煮つめると、非常に濃い紫色が出て、 たっぷりアントシアニンは摂れた気がしますよ。 ちなみにアントシアニンは水溶性なので、 水に長い時間さらすのもおすすめしないです。 こんな風に考えていくと、料理ってかなりサイエンスです。 ハジメテアロマは香りのサブスク連動型ポッドキャストです。 毎月厳選した精油とアロマクラフトのキットが届くサブスクリプションサービスです。 詳しくは概要欄をチェックしてみてください。 InstagramとThreadsにて情報を発信しています。
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