¶ アンバーの紹介
こんばんは、蜜のあじ子です。 普段は植物性の香りを扱っているんですが、時々、もうちょっとインパクトが欲しいなって思うことがあります。 香りに表情をつけるとき、植物ではない原料も使ってみたいなと思います。 最近、お気に入りの香水によく使われているこの原料、今回のテーマは、アンバー。 アロマテラピーでは、基本的に植物原料を使います。 精油はもちろん、希釈するためのオイルも植物性のものがほとんどです。 例外的によく使うとすれば、蜜蝋ぐらいかな。 蜜蜂が作っているので、一応、動物性。 では、動物由来の香り、アニマルノートと呼ばれるカテゴリーがあります。 有名どころは、ムスク。 香水にもよく使われています。 個人的には、マダムーな感じが強くって、あんまり好きではないんですが、 これはジャコウジカと呼ばれる、シカの仲間からとれる天然の香料です。 ジャコウジカのオスには、においを出す分泌線があって、そこから取り出すんですが、 現在は、ワシントン条約により、天然のムスクの取引は原則として禁止されています。 なので、香水などに使われているムスクは、100%合成香料です。
それでも、研究用などに本物のムスクが置いてある場所があるので、 私も何度か天然ムスクは嗅いだことがあります。 ただ、そのものの香りは正直、いいにおいとは言い切れないです。 普通に動物臭いにおいも含まれてます。 最近、お気に入りの香水をどんなブレンドかなって振り返ってみると、 やっぱりアニマルノートが含まれてました。 それがアンバー。本来は琥珀の意味で、植物の樹脂が化石化した宝石という意味なんですが、 香料のアンバーは、アンバーグリスから来ています。 日本語だと、龍涎香、りゅうがたらしたよだれ、と書きます。 これは何かというと、マッコウクジラの体内で作られた結石。 これがすごくいい香りなんだそうです。 そう、なんだそうですってことは、かいだことがまだないです。 ワシントン条約によって捕鯨が禁止された今、偶然に発見されるほか、手に入れる方法はなさそうです。 というわけで、天然のアンバーグリスの代わりに、合成のものをアンバーと呼び分けているようです。
¶ 香水と自分の体験
でね、なんでこのアンバーが好きかっていうと、 今までさんざん話してきた、キャラメルとか、チョコレートとか、バニラとか、そんなにおいがするんです。 それに最近気づいたんです、という話。 去年手に入れた香水も、このアンバーが香るものが多くって、 特に女性用の香水は、ちょっと和を感じさせるようなブレンドにしてあるのが多いかもしれないです。 例えばグッチのバンブー、その名の通り竹をイメージしてるんですが、 サンダルウッドとアンバーグリスが最後に香って、オリエンタルで官能的な香りがします。 先日もちょっと触れたジョーマローンにも、ダークアンバー&ジンジャーリリーコロンインテンス。 最初は爽やかなジンジャーやユリが香るんだけど、やっぱり最後は甘くお菓子に包まれているような香りがします。 そうそう、シャネルのNo5にもアンバーグリスが香ります。 つくづく甘いものが好きなんだなぁ、私、再認識している今日この頃。 香水をたくさん手に入れたものの、仕事する時には基本的にはつけていかないので、職業的にね。 なので、そうそう減らないんですよね。 で、最近話題の寝香水、寝る時に使ってみることにしました。
特にこの甘い香り、アンバーグリスが入ったものは、寝る前にちょっとつけておくと、朝、美味しいにおいで起きれることに気がつきました。 私、天才! 朝起きて、お菓子のにおいがしてたら嬉しくないですか? あ、嬉しくないですか?そうですよね。 いいんです。自分のご機嫌は自分でとるんです。 というわけで、明日の朝のために、今日も寝香水つけて寝ようと思います。 ハジメテアロマは、香りのサブスク連動型ポッドキャストです。 毎月、厳選した精油とアロマクラフトのキットが届くサブスクリプションサービスです。 詳細は概要欄をクリックしてください。 InstagramとThreadsにて情報を発信しています。 ご意見ご感想お待ちしております。 ハッシュタグ、カタカナでハジメテアロマをつけて投稿するか、 専用のお便りフォームもご活用ください。 お相手は蜜のあじ子でした。 クジラとイルカは大きさが違うだけ、なんだって。
